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#3 愛深の花が咲くまでの道(東海第2代表 静岡産業大学 4年)

①カコ

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私がサッカーを始めたのは、小学1年生の時です。兄と姉がサッカーをしていて、その練習についていき、ボールを触り始めたのがきっかけでした。

中学校では、女子のクラブチームに入りサッカーの基礎や楽しさを学びました。
3年のU15選手権予選で、今まで負けた事の無い相手に終了間際追い付かれ、PK戦に負け全国大会への道が断たれました。
サッカーは最後まで何があるかわからないという事と、負けるということの悔しさをとても実感しました。
この時の悔しい、辛いという気持ちは、一生忘れることがないと思っています。この経験があり、これを糧にして頑張ることができました。

高校では、礼儀や周囲への感謝の気持ちを忘れない事などを徹底的に指導頂き、人として大きく成長できました。勉強や日常生活を怠らずにやることの大事さを身を持って感じ、単純に好きなサッカーだけをしていればいいという考えが変わりました。

私はサッカーを通して、色々な経験をしていく中で、目標を持って努力することの大切さ厳しい時にどう乗り越えるかなど、他にも沢山のことを学びました。

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②スイッチ

私は大学で静岡産業大学を選びました。

これが大きな分岐点です。
初めは、地元が千葉県ということもあり、関東にある大学に行こうと思っていました。ですが、高校の監督に"この大学にも先輩が行ってるよ、どう?"と勧められてこの大学を知りました。色々調べていると、インカレを目指すこともでき、なでしこリーグに出られる可能性もあることを知りました。
最初は、地元を離れる事やなでしこリーグのチームと一緒に練習するなんて大丈夫かと不安な気持ちがありました。でも、それと同時にワクワクした自分がいたので、入学を決めました。
チームでは、社会人と学生が混ざって練習をしますが、社会人のサッカーに対する熱量の凄さを目の当たりにしました。
また、サッカーの知識や戦術を学び、自分がいかに頭を使っていなかったか思い知らされ、サッカーの奥の深さを感じました。
その後は、必死に学び、努力し、知識を身につけ、全力でサッカーに取り組み毎日成長できていると実感し充実した日々を過ごすことができました。

そして、なでしこリーグに初出場できた時、本当に嬉しかったのを覚えています。観客のいる大きなスタジアムでの試合を沢山経験出来たことや、熱い気持ちで全力で取り組む毎日は、私にとって大きな財産になっています。

③ミライ

16年間、サッカーばかりしてきました。
技術があるわけでもなく、これといって光るものを持っていない私ですが、ずっと続けてきました。

なぜ続けて来れたかというと、仲間という存在がいたからです。私は仲間がいるから頑張れるし、強くなれるし、いつも以上の力が出てきます。
これまでサッカーをしていて、沢山の最高な仲間に出会えました
その中でも、静岡産業大学の仲間は、学生生活最後の仲間です。去年は準優勝という後一歩のところで負けてしまい、悔いが残ってしまいました。今年は日本一という目標を掲げやってきました。

今のチームでの1年間や私の大学4年間の全てを出したいと思います。

そして、1番良い色のメダルの獲得を目指し、今まで最高の環境で大好きなサッカーをさせてくれた両親や応援してくれている人、私のサッカー人生に関わってくれた人に結果やプレーで恩返しし、感謝を伝えたいと思っています。
16年間続けてきたサッカーの集大成です。
絶対に笑顔で終わります
またこの大会のために協力してくださる方々に感謝し、精一杯戦います。
宜しくお願いします。


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