私のサッカーノート/#2籬彩音(北海道代表 札幌大学)
①サッカーとの出会い
私がサッカーを始めたのは小学校3年生の時です。
兄がサッカーをやっていた為、日頃からサッカーに触れる機会が多く、私も気が付いたらサッカーを始めていました。小学校3年生から6年生までの3年間は男子選手に混ざり楽しくサッカーをしていましたが、中学年代では近く女子サッカーチームがなく、中学校の部活動で女子バスケットボール部に入部し、中学校3年間はサッカーから離れることとなりました。バスケットボールも楽しく充実した時間でしたが、心のどこかでサッカーをやりたいという思いもありました。
入学した高校には女子サッカー部があり、またプレーすることができました。高校ではほとんどの部員がサッカーの経験がなかったので、基礎的なトレーニングばかりでしたがとても楽しく日々の練習に仲間と取り組むことができました。3年間通してなかなか試合には勝つことは出来ませんでしたが、結果以上に得たものがあります。それはどんなことがあっても最後まで諦めない気持ちや仲間を思いやることの大切さです。大学に入ってサッカーを続けるか迷いましたが、両親やまわりの仲間、高校の指導者の後押しもあり今でも大学でサッカーを続けることができています。
②大学生活と大学サッカー
私は現在4年生になり大学生活も残り半年となりました。これまでの3年半を振り返ると、楽しかった事、苦しかった事たくさん思い出が蘇ります。
1、2年生の頃は、大学生活に慣れないなか学業とサッカーを両立させる事が大変でしたが、友人やサッカーの仲間と日々協力し取り組んだことは今となっては大切な思い出です。残り半年も充実した大学生活を送れるよう何事にも全力で取り組みたいと思います。また、毎日仲間と切磋琢磨し合いながらサッカーのトレーニングに励んでいます。現在は21人で活動しており、紅白戦ができません。そんな中試合前にはOGの方々が集まってくれて一緒に練習をしてくれています。
今年は、練習を開始したのが遅く北海道の他のチームに比べて練習量は多くはありませんでしたが、練習を手伝ってくれるOGの方々や指導者のご協力のおかげで、チーム一丸となり、北海道女子サッカーリーグ兼皇后杯北海道大会で創部以来初めて優勝することができとても嬉しく思っています。学生サッカー、そしてサッカー人生の集大成としてインカレでは目標を達成します。
③将来のビジョン
将来のビジョンは、明確にはありません。
しかし、卒業後は内定を頂いた会社で職務を全うし、日々成長していきたいと思います。そして、何歳になっても挑戦することを恐れない人でありたいです。なぜこのように思うのかというとこれまでサッカーを通してたくさん挑戦し、たくさん失敗し、そして少しの成功を経験してきました。その中で自分自身の成長を感じられたからです。
チャレンジしなければ失敗して落ち込むこともありませんが、喜びを味あうこともできません。挑戦し失敗することも大切であり、その失敗をどのように成功に変えるかを自分自身で考え、行動することが大切だと気づくことができました。
サッカーを通して学んだことをこれからの人生においても大切にしていきます。
そしてなによりも人生最大の目標は仲の良い家族で温かい家庭を築くことです!!目標を叶える為にもアクティブにチャレンジ精神をもって日々成長していきたいと思います。