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私のサッカーノート/#19 黒田 江菜(関東第二代表 筑波大学)

①サッカーとの出会い
私がサッカーと出会ったのは、3年前の4月。
まだ経験歴の浅い私が、このような場で書かせていただくのは大変恐縮ですが、これを読んでくださった皆様に、インカレ出場チームの中にも大学からサッカーを始めた選手がいるということ、その私の今の想いが伝われば幸いです。
私はもともと、スポーツが好きで、中学では陸上競技、高校ではハンドボールに打ち込んでいました。サッカーはといえば、体育や球技大会程度の経験しかありませんでしたが、その中で感じた楽しさから、競技としてサッカーを始めてみたいという思いはありました。それが中高時代に良い結果を残せなかった悔しさとも相まって、大学では、サッカーという競技で、本気で上を目指してみたいと思うようになり、大学入学後、筑波大学女子サッカー部でサッカーを始めることを決意しました。
とは言っても、周りはサッカー経験豊富でレベルが段違いの選手がほとんど。サッカーの基本もわからない私が、初めからついていけるわけもありません。
それでも、周りの支えを受けながら、徐々にサッカーを学んでいきました。
困難は多かったですが、今はそれ以上に、サッカーの面白さ、楽しさに完全に魅了された自分がいます。

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②大学生活と大学サッカー
私の大学生活は、部活動が、生活の中心だったと言える程大きく占めていましたが、この4年間は私の人生の中で、最も濃く、自分自身を最も成長させてくれたと自信を持って言えます。
その過程の中で大きかったのは、筑波大学女子サッカー部の仲間との繋がり、関わりです。正直最初は、初心者でチームに加わることに対しては、不安がありましたが、それを周りが受け入れて支えてくれたこと、その上で他の仲間と同様に求めてくれることは私を前進させてくれ、ここまで続ける原動力となりました。また、チームの中で、色々な考え方を持つ仲間と関わることは、私の考え方を広げさせてくれたとともに、良い刺激となって、サッカーだけでなくオフ・ザ・ピッチの様々な場面で、挑戦するきっかけを与えてくれました。学業に関しても、仲間の存在は大きく、良い刺激を受けて両立が実現できたと思っています。
大学でサッカーをする、もっと言えば大学からサッカーを始めると、困難にぶち当たることは多いです。しかし、それを仲間が乗り越えさせてくれるとともに、その過程が自分自身の大きな成長に繋がっているのではないかと思います。
本当に筑波大学女子サッカー部の仲間には心から感謝しています。

③将来のビジョン
私は、将来を考え進路選択する際に、大学院への進学と迷った末、一般企業に就職することを決めました。その迷いは、自分の中で、将来の夢がはっきりしていなかったからだと思います。もしかしたら、今後この選択に後悔することもあるかもしれませんが、その経験はきっと自分の糧になると思うので、今は自分の選択した先で、全力で頑張りたいと思っています。
将来の夢は未だはっきりしていない私ですが、これまで自分が支えられる側の人だったので、今度は自分が誰かのために全力を尽くし、支える側の人でありたいという理想はあります。なので、この先社会に出た際にも、その軸は自分自身の中に持ち続けていきたいです。
また、私は将来、人との関わりを大切にしていきたいと考えています。人と関わることは、自分の考え方を広げることにつながるので、可能なら世界中の多くの人と関わり、色々な考え方を知り、自分の考え方をさらに広げたいです。
これから社会に出ることは多くの不安がありますが、筑波大学、筑波大学女子サッカー部での4年間で得たことがあれば、困難にぶつかっても乗り越えていけると信じています。この先も日々挑戦しながら、さらに成長していきたいです。


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