メールの文章量
ビジネスチャットも豊富な時代になったが、私の中ではメールの一択。一覧性が良く、検索機能が充実していることが主な理由だ。別のアドレスへ転送する機能もありがたい。
受け取るメールの数も年々増加しているため、さっと処理していかないとあっという間にオーバーフローしてしまう。メールを開封した時に短文のメールはとてもありがたい。
メールの文章には個性が出るようで、バリエーションが大変豊富である。短文の方、箇条書きの方、長文の方などさまざまである。公的機関からの案内や通知に多く見られるのが情報過多のメール。読んでも読んでも終わりが見えないような長文かつ過剰な情報量、スマホのメールチェックではきつい文章量である。
私が書いたメールはどのような印象で受け止められているのか?聞けるような間柄の人もいないし、いたところで無難な返事にとどまりそうなので、聞くだけ無意味だ。受け取り手の立場を想定して簡潔に書くようにしている。過度な丁寧さも思い切って割愛している。
目指すところは1行のメール。わずか20字程度の文にこちらが求めている回答と丁寧さ、気遣いなどがあふれている。こういうメールを読むたびにとてもうれしい気持ちになる。和歌や俳句の世界観に似ているかも知れない。20字には及ばないが、Xのような文字制限のあるSNSで短文に想いや考えを込めるトレーニングを継続することから始めよう。