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こーすけの島日記<7/15>
3連休最終日。
もうちょっと柔らかめの文章を書きたいと思いつつ、
noteになると少し固くなってしまうのはなぜだろう。
今朝も一杯のコーヒーから始まり、
ゆったりと時間を過ごした後、
昨日に連続で近くの喫茶へ。
昨日はクリームソーダを頂いたが、
今日はみそぶた定食を注文。
シェアメイトがおすすめしてくれた一品。
あんなにがっつりと豚肉を食べたのは久しぶりだ。
味噌って美味しいよなあ。
一緒に行ったシェアメイトと東京の話をしていると、
目の前でサイフォンのコーヒーを温めていた店員さんが、
「私も東京から来たんです。」と話しかけてくださった。
「いつから島に来られたんですか。」と尋ねると、
今年の2月に来島したばっかだという。
こんなに違和感なくこの喫茶の店員さんとして馴染んでいたのに、
来島時期は自分らと5か月しか変わらない。
本当にこの島は移住者が周囲にいるのが珍しくない。
男性客が読み終わった新聞をカウンターに置いて行ったので、
「これ読んでもいいですか。」と話しかけると、
目の前の丸い椅子に座って、気さくに話しかけてくださった。
スポーツが大好きらしく、野球の話で盛り上がった。
「俺が監督になるから、野球チーム作ってよ。」
楽しい会話だったし、実現したい。
バナナジュースも頂き、あっという間に閉店時刻の14時。
外は小雨が降っていた。
後鳥羽上皇の歴史を学ぶため、近くの資料館へ。
展示の数は多くはないが、
後鳥羽上皇とこの島の密接な結びつきを感じた。
この島に流されてからも、
文武両道であった後鳥羽上皇は、
和歌や牛突き、刀といったあらゆる文化を余生として楽しんだらしい。
歴史に思いを馳せて、楽しく学ぶことができた。
すぐ近くの別の資料館では、
先に資料館に来ていた地域のおじいさんが、
膨大な展示や説明を要点をまとめて教えてくれた。
30分強話を聞き、
「だいたいこれで以上です。」と言われたので、
「ちなみにスタッフさんですか。」と念のため確認すると、
月に1回はこの資料館に来ては学びを楽しんでいるお客さんだった。
ガイドさんのような流暢な説明だったし、
本当に要点を絞ってお話してくれたので、
すごい有難かった。ありがとうございました。
そのおじいさんが最初に教えてくれた。
「三つの"じょう”がありまして、"旅情"、”人情”、”事情”の三つです。
今あなたは"旅情"の段階で、一番いい時期です。
この島に一時的に来て離島される方は、"人情"の方が多いです。
この島は本当にいい島だから。楽しんでくださいね。」
理解しているようで理解できていないが、
いつかこの言葉を思い出して、
こういうことだったんだ、と思える日があればいい。
家に帰ってひと休憩した後、
菱浦の大祭のフィナーレを見届けにいった。
神社を目の前に、神輿を押し引きする姿が印象的だった。
来週が楽しみだ。
夜はリビングで、写真や動画の話題で盛り上がっていた。
平成から令和にかけて、動画作成においての技術や技法が変化している。
懐かしのものから最近のものまでミュージックビデオを鑑賞。
シェアメイトらと一緒に、
動画を流したスマホの小さな画面に
釘付けになっていた。
ミュージックビデオってなんて深いんだ。
5分前後の短い動画に、
多くのプロがそれぞれの得意部分を活かし、
アーティストの世界観や、歌のメッセージを表す。
作品鑑賞会、楽しい時間だった。
また次回。