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"Ancient Future" 超古代こそ超未来 いにしえの最先端意識論・宇宙論
先日掲載した、『たましゐ=魂魄』についての「つぶやき」に関する、少し詳細なメモを記述します。
人間は、『魂=たま=意識』と『魄=しゐ=肉体』が合体して成立しています。『魂=たま=意識』は、皆さんお馴染みの自分の意識・心・思考・感覚するもの全てです。『魂=たま=意識』はエネルギーであり、実体も大きさも定まっていません。『魄=しゐ=肉体』は、皆さんお馴染みの自分の身体・肉体・ボディーです。宇宙開闢以来、形成された万物=あらゆる元素=あらゆる宇宙の構成物質で形成されています。
縄文の知識(「ほつまつたゑ・みかさふみ・ふとまに」)を紐解くと、『魂=たま=意識』と『魄=しゐ=肉体』を合体させている部分を『たまのを』と称していると判ります。『たまのを』は『霊(魂)の緒』と記されますが、実は『球の央』とも記します。『球の央』とは、球体の中心点を表します。
『球の央』=球体の中心点とは、この場合、脳を球体と見立て、脳の中心点を意味しています。
脳の中心部には、視床(視床下部)・脳下垂体・松果体の三機関を結ぶエリアがあって、Buddha Triangle(ブッダ・トライアングル)と呼ばれています。宇宙意識の覚醒・悟り・啓示・インスピレーション・ハイヤーセルフからの通信などをキャッチしたり、あるいは『氣』や『テレパシー』を発信するエリアとされています。
この、視床(視床下部)・脳下垂体・松果体の三機関を結ぶ ”Buddha Triangle(ブッダ・トライアングル)” の中心点は、ちょうど平均的な頭蓋骨の中心点に当たり、頭蓋骨を球体に見立てたとき、まさに『球の央=たまのを』となるポイントとなります。
ここに、AENA STELLA SYSTEMの『量子トンネル効果』の概念を当てはめると、『球の央=たまのを』とは『ゼロ・ポイント』であると考えることができます。私は、この理解を採用したいと思います。
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一部引用 https://aenaalpha.com より
つまり、私たちの脳の中心部、宇宙意識との通信機関・『氣』の発信装置として知られていたBuddha Triangle(ブッダ・トライアングル)の中心点が、実は、『魂=たま=意識』と『魄=しゐ=肉体』を合体させているポイント(『たまのを』=『球の央』)であると同時に、量子トンネルの出入り口(ゼロ・ポイント)であるという、私にとっては、一大発見に至ったということなのです。
もちろん、
「そんなの、もうとっくに解っていたよ」と仰る先達の求道者の方々も、すでに大勢いらっしゃることでしょう。私は、やっと、ここまで辿り着きました。
私の知る限り、合氣道や剣道、柔道、その他の武道をはじめ、いろいろなスポーツの選手・愛好者の皆さん方の中には、稽古や練習、試合の最中に集中を極めると、目や耳などで感覚するのではなく、脳の中心や、脳の後ろ半分で知覚したり思考したりしていると仰っておられる方が、幾人か、いらっしゃいます。言い換えると、目や耳を通して知覚した情報では脳内処理が遅くなり、瞬発で遅れをとり、負けてしまうと言うのです。要は、試合相手の斬り込みを交わして逆に一本を取るためには、相手の動きを目で見たり耳で聞いたりして察知するのではなく、脳の中心(や後ろのほう)で、何か別の知覚方法によって得られる直感で脳内処理しないと、一瞬の勝負で先んじることができないと。
これは、とても参考になるお話で、意識ベースで直感の瞬発力を際立たせるためには、普段から脳の中心で何かを認識する、すなわち、ものを見るのも人の話を聞くのも、目や耳だけではなく、脳の中心の感覚部位を開いて知覚するよう心がけることが、良い訓練になるものと、私は考えるに至りました。
私が、何より驚くのは、いにしえの、私たちが縄文と読んでいる遠い昔の超古代文明において、すでに当時の知識階級が、こうした宇宙概念を持ち、理解していたことです。
まさに、これこそ、"Ancient Future" たる本質でありましょう。
最も古いものこそ、最も新しい最先端なのです。
超古代こそ、超未来なのです。
↑ Calm "Light Years" アルバム Ancient Future より ↑
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