好きな場所。

嫌な思いをするそんなシンドイ1日もある。
そんな日もココにくれば心が洗われる。

そんな場所。

静かで優しい波の音色に心を委ねて、時と波の流れに流されるような感覚を覚えながら自然の音楽を聴く。

その時間が、この時間が好きだ。

僕にとってココは心の垢を流す場所でもある。
日常生活を送るとホコリをかぶってしまう。

でもココにくればそんなホコリを流してくれる。
そしてホコリだった自分を誇れるように変えてくれる。

ココには色んな人が来るし、色んなものが流されてくる。
決して綺麗なものではないかもしれない。
ただ、そんな綺麗ではないものも、今しか見れないものだと気が付いた。

100年前ココで見れた景色は今とは違う。
そして100年後のココの景色も今とは違う。

この景色は今日しか見れない。

そして雨の日も、風の日も、僕が家で寝ているそんな日もココはずっとココにある。

沢山の人の中で揉まれ、人に疲れ、人に酔った時、心の拠り所となるようなそんな場所を持っていたい。

自分にはココがある。
ココがあればそれで良い。

『不幸な人とは何かを沢山持っている人ではない。いくら持ってもまだまだ、と足る事を永遠に知らない人』

その通りだと思う。

僕は足る事を知りたい。
今足りていないことに目を向けて不幸になるよりも、今すでにあるものに目を向けて幸福になりたい。

幸せって考え方次第だ。

今日もココに来れた、それだけで幸せと思う事もできる。
家に帰ればご飯がある。

水が飲める、服がある、自由にあるける、呼吸できる。

今あるもの全てが幸せな気持ちにさせてくれる。

今日にありがとうと言える。

『ありがとう』
そんな恥ずかしい言葉言えなかった。

でも、そうやって感謝できる事を感じとる中で自然に言えるようになってきた。

当たり前を当たり前と思わない。

当たり前の事にはなかなか感謝できない。
当たり前の基準を下げる事で当たり前が当たり前ではなくなる、

自分のできることは限られているだから、そんな小さな自分を無理に大きく見せるのではなく、ありのままでいる事が大事で、そのためには周りに感謝できる心を持つ事が大事。

自分らしさを大切に。
オリジナルが自分の生きる意味でもある。

ロボットになるくらいなら、自分である意味なんかない。

間違っても良い、失敗してもいい。
自分らしかったらそれでいい。

失敗は間違いは、人間の唯一の長所でもある。
ロボットは失敗すらできない。挑戦できない。

失敗を恐れず果敢に挑戦する。

そんな姿勢に共感する。

今日も明日も人間らしく、自分らしく。

自分の大事なココを持って。

今日も静かに激しく流れる波のように。