歴史の岩戸開き(58)~2025年は「全現」の年
1年ほど前のnote記事で、2024年を迎えるにあたり「2024年は『選択』の年」と述べました。
その時は、なんとなく思いついただけでして、念頭に先日おこなわれたアメリカ大統領選挙のことや、自公民政権が崩壊した衆議院選挙、その他、国内外の政治や経済、社会情勢のことがあったわけではありませんでした。
ただ、記事を書いた時に思っていたことは、2024年は、人類社会の在り方そのものを一人ひとりが大きく「選択」する年になると思っていました。
わたし自身はと言うと、とても大きな経験というか、認識に至ることができた年となりました。
その認識とは、これまで自分自身を衝き動かしてきた根本原理が何であったのかということに気づきました。
「私」という存在を根本から衝き動かしてきた、そして、いまも衝き動かし、これからも衝き動かしていくであろう根本原理とは何か、
それが「王道」です。
ここで述べる「王道」とは天地自然のことであり、同時に天地自然の法則のことを指します。
そして、その「王道」を地に布くこと、いわば王道楽土を実現することが私の人生におけるテーマ、というより一個人の人生を超えて、生まれ変わり死に変わり「私」という存在が追求してきた根本原理であったことを自覚しました。
そう認識して間もなく、思考の流れが反転し、これまで内向していた思考の流れが、外向すなわち内側から外側に向かって流れはじめるようになりました。インプットする思考からアウトプットする思考に反転した、とも言えます。
つまり、昨年から今年にかけてnoteの記事を書きながら、わたしが思考していたのは、というより、この世に生まれ落ちて以来、探し求めていたものは、わたし自身を衝き動かしている根本原理は何かということであったわけですが、それが「王道」であると認識した途端、今度は内側にあるものを外に向かって表現するにはどうしたら良いのか、すなわち「王道」を地に布くにはどうしたら良いのか、王道楽土を実現するにはどうしたら良いのかという思考に反転したということです。
これは、わたしの思考のたゆまぬ努力のたまもの、ではなくて、時代の流れ、時間の流れそのものが反転したものと考えています。
すなわち、わたし個人の思考の流れが変化したのではなく、世界全体、宇宙全体の流れが反転したためと考えています。
そのことを象徴する天体現象が、一つは「太陽フレアの活性化による低緯度オーロラ」の出現であり、もう一つは「紫金山・アトラス彗星」の地球への最接近であったと考えています。
そして、「選択の年」であった2024年は終わり、新たな年である2025年を迎えることになります。
はたして2025年は、いかなる年となるのでしょうか?
そう自身に問いかけた時、次のキーワードが思い浮かびました。
2025年は「全現の年」になる
「全現」とは「すべて現れる、明らかとなる」ということです。
つまり、2025年はこれまでの人類歴史の集大成、総決算の年であり、ここからまったく新しい人類歴史のサイクルに入る、ということだと思います。
別の言い方をすれば、これまでの人類歴史が張り巡らせてきた、あるいは、私たち一人ひとりが人生における、または、生まれ変わり死に変わりの魂の経歴の果ての壮大な伏線回収、答え合わせの時代がはじまると言えそうです。
その意味で2025年は、原点回帰の年であると同時に、新たな天地黎明、新たな神話創成のはじまりの年となる、と思っています。
頓首謹言