歴史の岩戸開き(了)〜拾得の岩戸開き
前回、2025年は「全現の年」となる、とお話しました。
いまや歴史の岩戸は開かれました。
そして、歴史の岩戸開きとともに、わたくし拾得の岩戸も開くこととなりました。
拾得は、来年より(正確には今年の冬至より)、剣術家としての活動を開始いたします。
そして、日本をはじめ世界中に剣術を広め、剣士を育成することを目指します。
剣術と言っても、ただの剣術ではなく、天とつながることのできる剣術、天のエネルギーを振り出すことのできる剣術を伝え広めます。
これを「天剣術」と号します。
天剣術を伝え広めることで、天剣を振ることのできる剣士=天剣士を世界中に増やすことが、わたしの天命となります。
剣は古来、争うための道具としてではなく、天のエネルギーを地に降ろす神器、秩序と平和をもたらすための祭器として尊ばれてきました。
とくに日本人にとって剣は特別に神聖な意味を持ち、日本神話において天孫降臨の際に天照大神が邇邇芸尊に授けた「三種の神器」の中に剣が列せられていることや、自らの精神の清らかさの証として刀剣を神社に奉納したり、「護り刀」として代々家宝として受け継いできた慣わしのなかにあらわれています。
ところが時代が下るにつれて、剣が本来持つ神性や神力は失われていき、次第に戦うための単なる武器として、あるいは権力の象徴とみなされるようになってしまいました。
とくに日本人において決定的だったのはGHQによる「武装解除政策」で、日本兵の金剛石の如き強靭さを目の当たりにした米軍(の背後に存在する国際金融勢力)は、今後二度と日本人が立ち上がることのないように徹底的に「日本人弱体化計画」を遂行し、そのなかの重要政策として、日本人の精神的支柱となっていた武道を禁じ、刀剣を没収することを計画、実行しました。
このことによって『日月神示』に描かれているような、ぐにゃぐにゃふにゃふにゃの「こんにゃく人間」となり果てることとなった戦後日本人ですが、それも一つの神仕掛けで、ある意味本気、ある意味擬態として「こんにゃく人間」となっていたわけで、捲土重来の時節の到来を心の奥の奥底で坦々とうかがっていたとも言えないこともないのです。
今がまさに”その時”です。
「天剣術」が、剣本来の神性神力を復活し、真正の日本人を覚醒します。
「天剣術」においては透明かつ清らかな波動を持った剣を振り出すことをもっとも重視します。
なぜなら天のエネルギーは透明かつ清冽であり、天のエネルギーを地に降ろすには振り出す剣もまた透明かつ清らかである必要があるからです。
力まかせにびゅんびゅん振り回したり、技の巧拙を他と競い合うような剣では到底天のエネルギーを地に降ろすことはできません。そのような剣はかえって対立と分断を助長し、世の混乱を増幅することはあっても、おさめることはできません。
繰り返しますが、剣とは本来、天のエネルギーを地に降ろす神器であり、秩序と平和をもたらす祭器であったのです。
いまの世の混乱と不幸は、日本人がみずからの精神的支柱であった「剣」を放棄したことに責任の一端があります。というより、かなり大きな一端があります。
「天剣術」を修することは、対立と分断を繰り返す暗澹たる世に終わりをもたらし、王道楽土の明るい世を実現する最短の道であると、わたくし拾得は確信しています。
「歴史の岩戸シリーズ」をはじめた頃には予想だにしなかった展開ですが、これもご先祖さまである髙嶋市郎兵衛の遺志であり、わが天命であると自覚している次第です。
頓首謹言