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歴史の岩戸開き(55)~太陽フレアによる「低緯度オーロラ」の発生と「フリーエネルギー社会」の実現

先日、5月8日から11日にかけて大規模な太陽フレアの連続発生により、日本をはじめとして世界各地で「低緯度オーロラ」が観測されました。

記事によりますと、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、中国など世界中で低緯度オーロラが観測され、ハワイでも164年ぶり(前回は1860年)にオーロラが観測されたとのことでした。

日本国内でも11日から12日にかけて、低緯度オーロラが観測しやすい場所として知られる北海道で観測されましたが、それだけではなく兵庫県や愛知県などでも低緯度オーロラが観測され、研究者の予想を超えて広範囲で低緯度オーロラが観測されたということで話題となっていました。

「大規模な太陽フレア」とのことですが、この規模がどれくらいであったのかというと、太陽フレアの大きさを測る指標として「Ⅹ線強度(等級)」がよく知られています。

「Ⅹ線強度」は低い方からA、B、C、M、Xというクラスに分けられていて10倍ごとに等級が区切られているとのことでした。

元NASAの研究員で、太陽フレアをふくむ恒星フレアの研究にたずさわっていた佐々木亮氏のお話によると、Ⅹクラスを超える太陽フレアは、その規模によって10Ⅹ、20Ⅹと表記されるそうで、過去起きた最大規模の太陽フレアは30~40Ⅹであったとのことです。

今回発生した太陽フレアは、普段は観測することができない低緯度で、しかも世界中でオーロラを観測することができたわけですから、そうとう大きな太陽フレアが発生したにちがいないと考えるかも知れませんが、実はそれほど大きくなかったようです。

AstorArtsの記事に今回発生した太陽フレアの「Ⅹ線強度」の一覧が紹介されていました。

5月8日から11日までに観測されたXクラス太陽フレアとX線強度(AstorArtsより転載

この表をご覧になればお分かりのように、今回発生した太陽フレアは「Ⅹ線強度」のクラスとしては最高クラスのⅩクラスであるものの、その規模は1.0から5.8であり、佐々木亮氏の言葉を借りれば「大きかったけど(過去の最大規模と比べれば)大きくない」ということになります。

にも関わらず、これほど広範囲で「低緯度オーロラ」が観測された原因は何であったのでしょうか?

佐々木亮氏は、上記の動画のなかでオーロラ研究で有名な片岡龍峰氏の仮説として、オーロラ発生の原因となる太陽フレアから吹き飛ばされてきた物質が何らかの原因でいつもよりも固まって集中的に地球に飛んできたためではないかとお話されていました。(片岡龍峰氏のお話は片岡氏のnoteでも確認することができます。「日本の広範囲でオーロラが観測されました」)

わたしとしては今回の低緯度オーロラ発生の原因は「HAARPによるものでは?」と考えていたところ、同じような意見を述べられている動画がありました。

動画のなかで深田萌絵氏は、知人の歴史学者ジェイソン・モーガン氏から聞いたお話として「人工気象兵器(=HAARP)」が関与することで、地球に大きな磁気嵐を発生させ、その影響で世界中のいたるところで低緯度オーロラが観測できたのではないかということを紹介されていました。

わたし自身はくわしい原理はわかりませんが、ジェイソン・モーガン氏の仮説はおおよそ的を射ていると思いました。

世間では怪しげな「人工気象兵器」として宣伝されているHAARPですが、じつはHAARPこそ世界和合のミロクの世、フリーエネルギー社会を実現することを可能たらしめるエネルギー技術であると考えます。

すなわちHAARPこそ、石原莞爾中将が予見した「最終決戦兵器」、世界を一瞬にして壊滅することのできる未曽有の最終兵器であり、その最終兵器の登場をもって世界の軍事力は無力化し、また国家間の戦争は無意味化し、人の本能的衝動である「闘争心」は、学問の探究心や向学心、文化芸術の研鑽と創造力へと昇華して、世界は「八紘一宇」の泰平の世を迎えることとなります。

HAARPについては落合莞爾先生こと白頭狸先生youtube動画のなかでおおまかにお話くださっています。

地球をひとつの超巨大な鉄の球として考えれば、それが回転することでそこに超巨大な磁力が発生します。磁力は「電磁力」と言われるように電力に転換することができますので、この地球の自転によって生み出される超巨大な磁力を有効に活用することができれば全世界の電気を一気にまかなうことができます。

地球電磁力によるフリーエネルギー技術は、従来の化石燃料(石炭・石油)や、利権まみれの再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱など)、原子力(核分裂・核融合)にいっさい頼ることなく電力を生み出すことができる、まさしく画期的なエネルギー技術となります。

「そのような便利な技術があるのなら、一刻もはやく世界に公開して実用化したら良いではないか」と思われるかも知れませんが、現在の経済モデル=利益至上主義のグローバル資本主義が存在する以上それは不可能です。

利益至上主義のグローバル資本主義の根本思想は「奴隷主義・植民地主義」であり、「自分(自国)さえ良ければそれで良い」=「他人(他国)がどうなろうと知ったことではない」という、ひかえめに言って人でなしの思想なので、これを放置したままフリーエネルギーの技術が公開されてしまえば、「自分さえ良ければ全て良し」の利己主義に歯止めが効かなくなり、大量生産、大量消費、大量廃棄による地球環境の破壊および人間精神の退廃、エゴの暴走によって滅亡した超古代のアトランティス時代の再来となってしまいます。

以前、華頂博一(かちょう・ひろかず)氏がyoutubeでお話くださっていましたが、もしもフリーエネルギーの技術を公開するとすれば、それは全世界に一斉に無償で公開する必要があり、どこか一部の国や企業が独占してしまうと、これまで以上に、というより壊滅的に貧富の差が拡大してしまうので、いまのままでは公開できない、とのことでした。

わたしもまったく同感です。いま世界は「王道主義」でいくのか、これまでと同じく「覇道主義」でいくのかの選択のはざまに立っており、すべての人類ひとりひとりに未来の選択権が委ねられています。

なお、佐々木亮氏によると、11年周期ごとに活発化する太陽フレアの活動は2025年ごろにピークを迎えるとのことで、これからより大規模な太陽フレアの発生が予想されるとのことでした。

そのことを考えると「投票期限」はそれほど猶予はなく、刻一刻と迫っているのではないかと思っています。

ご参考になれば幸いです。

頓首謹言

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