中国企業の日本本格参入の時代が到来している・・かもしれない。
こんにちは。JUTOU株式会社 代表 辻です。
昨今、ZOZOタウンの前澤社長が世間をにぎわせ、
アパレル業界に対する危機感を、アパレル原価とともにツイートして炎上されていました。
私も、違った危機感かもしれませんが、アパレル産業に限らず日用品、雑貨、日本が中国に頼ってきた業種すべてに危機感を感じています。
その理由は、私は今後、中国企業が大群のように日本市場になだれ込んでくると考えているからです。
1.中国メーカーに頼ってきたツケを払わされる
中国国内の人件費、原材料費の高騰によって現地工場の利益をひっ迫しています。
一方、中国製品を仕入れてきた日本からすると利益率を下げるわけにはいかないので、東南アジアなどに製造拠点を移しています。
ユニクロなんかはだいぶ前から顕著にベトナム製商品増えていますよね。
中国企業からすれば、「これまで日本向けに一生懸命製品作って送り出してきたのに・・
自分たちで日本に直接売ったらそもそも製品は受け入れられてるわけだし、これまでの日本企業が乗っけてた利益分儲かるやん!」
といった形で日本への直接参入してくる企業というは増えてくるのではないかと考えています。
事実、中国企業からそういった相談も私のもとに来ています。
2.中国企業にとってのNEXTチャイナはどこか?
中国国内市場の競争は、日本とは比べものにならないほど激烈で飽和状態のマーケットもあります。
中国国内市場でシェアを取り切ったところも非常に多く、次に目を向けるのは海外です。
1番近くて、大きなマーケットはどこかって・・?それは日本です。
「日本の既存の市場、商流に中国企業が入ってこれないだろう」と考えている方も多いかと思いますが、私はそんな甘くないと思っています。
既に、日本の若者は中国発と知ってか知らずか、Tiktok、荒野行動に夢中になり、ミルクティー店舗に列を成し、ほんのひと昔まで「中国製は日本製に比べると質が悪い」と言ってたのに、私たちの生活の中には中国製品
があふれかえっています。
ユニークで便利な商品も中国からどんどん日本に入ってきています。
仮に、私の考えている現象が起きたらどうなるのか・・・?
ちょっと書くの面倒になったので、今日はこのあたりで。次回考察してみたいと思います。
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