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#18 父の日に父のはなし
6月16日(日)くもりのち晴れ
今日は父の日。
父は既に他界していてこの世にはいないけれど、どこかいつも近くにいる気がしていて、辛い時や弱音をはきたくなった時、すごく嬉しいことがあった時、それから叶えたい願い事や目標達成するための宣言など、「ねぇ、聞いて、お父さん。」と何かと父に話しかけている。
周りが聞いたらちょっとおかしく感じるかもしれないけれど、家に愚痴る相手のいないシングルマザーの私にとって、亡き父の存在はとても貴重だ。
さすがに娘と喜びを分かち合ったり、娘の悩みや愚痴のはけ口にはなれても、悩みなんて娘に打ち明けられないもの。
ちなみに私の母はまだ健在で、電話ではよく話をするし、たまに相談に乗ってもらったりもするけれど、最近はどちらかというと母の愚痴を聞いたり相談に乗ることが増えたので、やっぱり父の存在に助けられている。
父には生前にも、できる弟と違って、いろいろご迷惑をおかけした娘ですが、死んでもなお、娘の弱音のはけ口にされてる父は大変だ(笑)
お父さん、いつもありがとうございます!感謝しています。
ただひとつ、とても不思議なことがある。
父は生前、定期的に歯医者に通っていて、1本だけ歯が奥に引っ込んでいるため磨きにくく、その歯だけが黒ずみがちだったのだが、父が亡くなってからしばらくして、比較的歯並びは良かった私の1本の歯が生前の父のように少し奥まった上に、その歯の位置が父と向かい合った時にちょうど同じ場所なのだ。
しかも、もっと不思議なのは、普段は特に変化はないのに、弱音が愚痴が続くとなぜか、その1本の歯だけが黒ずんでくるのだ。
いつも通り変わらず歯を磨いていても、なんならいつも以上にしっかり磨いてもその黒ずみは全く取れないのに、勇気を出して一歩踏み出して頑張り始めると、何もしていないのに、その黒ずみは消える。
それは、会った人が気付くほどの変化で、歯医者に行ったわけでもないのにちゃんと自立してうまくいっている時は、その歯もちゃんと白いままなのだ。
これは言葉で直接伝えられない父からのメッセージなのだと私は勝手に思っていて、今では一種のバロメーターのようになっている。
おかげさまで、今、歯は白いです。
父の日にそんな不思議な父のはなし。
今日の歩数、458歩
今日は仕事全集中モードな1日でした。