M1チップのMacをウルトラワイドモニタに接続して、ウルトラワイドにならない問題
"Macくん"こと俳優のジャスティン・ロング氏を起用したIntelのCMで散々貶されているM1 Macだが、ウルトラワイドモニタ(アスペクト比が21:9のものなど)に接続してもフル解像度で表示できない不具合があるらしい。
私もアタリを引いたその一人で、1344 x 568 という奇妙な解像度で表示される。
一昔前のXGA解像度(1024 x 768)より表示領域が狭く、何のためのウルトラワイドモニタなんだという状態。
上記Appleのサポートページにもあるが、この問題は今後のアップデートで解消される予定だそうだ。
そして、こんなことも書いてある。
外付けのディスプレイで利用できる追加の解像度を確認するには、Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「ディスプレイ」をクリックして、「option」キーを押しながら「変更」をクリックしてください。
optionキーを使うと良いらしいので、今回はこの方法を試してみる。
環境
機種 : Mac Mini (M1, 2020)
OS : 11.2.3
RAM : 8GB
モニタ : LG 29UM59-P(生産完了品)
接続方法 : HDMIケーブルでMac MiniのHDMI出力端子とモニタのHDMI入力端子を接続(変換ケーブル等は使用しない)
この記事ではLG 29UM59-Pの最大サポート解像度である 2560 x 1080 をMacで設定できることを目標にする。
手順
左上のリンゴマークから「システム環境設定」を選択する。
右上の検索窓で「ディスプレイ」と記入すれば、ナビゲートしてくれる。
ディスプレイタブの 解像度 → 変更 を選択する。見ての通り、最大で1920 x 1080までしか選択肢を与えられていない。
ここでキーボードの option を押しながら、変更を押してみる。
いろいろな解像度のなかに……あった! !2560 x 1080
私の場合、無事にXGA未満からウルトラワイドへのアップグレードに成功した。
ちなみにUSB-C - HDMI変換アダプタを介して接続した場合も、同様の方法で解決できた。
同じようなことで困っている人の助けになれば幸いです。