幻影勇者D 手札誘発ケアの話
幻影勇者は手札誘発で妨害されても盤面を作りやすいと言われている。
しかしそれは想定される誘発をケアできる適切な展開ルートを選択した場合であって、ケア方法を間違えると展開が止まってしまう。
今回は一例を挙げてルート選択の重要性を説明したい。
先攻1ターン目
手札:水遣い・ティアースケイル・うらら・墓穴・霧剣
まずは水遣い効果でアラメシアをサーチ
相手はチェーンでうららを発動をしました。
墓穴の指名者をチェーンしてうららを止めますか?
墓穴を使用したパターンと使用しなかったパターンを比較します。
〇チェーン墓穴を使用した場合
1.アラメシアをサーチ
2.アラメシア発動
---相手がチェーンで増殖するG---
3.ティアースケイル通常召喚 旅路効果でドラコバック
4.旅路発動 グリフォンサーチ ドラコバックを墓地へ
5.ドラコバック効果で勇者トークンへ装備
ターン終了→相手ターンにグリフォン召喚
結果:グリフォン+霧剣の2妨害(うららは無効状態)
〇チェーン墓穴を使用しない場合
1.ティアースケイルを通常召喚
---相手の優先権で増殖するG--- ←チェーンうらら
2.ティアースケイル効果で霧剣をコストに墓地ダスティローブ
3.ローブ効果でサイレントブーツをサーチ
4.ブーツ効果で特殊召喚
5.スケイルとブーツでリンク召喚 ケルビーニ
~以下省略~
結果:バルディッシュ+デスフェニ+霧剣+墓穴
墓地に霧剣+ブレイクソード
勇者ギミックは妨害ケアとして非常に優秀だが、
グリフォン着地までに増殖するGを通された場合、
展開を止めざるを得ない。
もしくは水遣いをサーチして特殊召喚し、
スケイルと合わせてアナコンダデスフェニに行くこともできるが、
さらに追加で3ドローされてしまう。
勇者ギミックへのアクセスを諦めて、幻影ギミックのみでの展開とした場合、手札のうららで増殖するGを止めることができ、
墓穴の指名者も手札に残るのでヴェーラーやロンギヌスを止めることができる。
相手はうらら、Gを使用しているので手札3枚+1ドロー
対してこちらの妨害も前後に分かれて3妨害と十分。
相手がGを使用しなかった場合は、
前者の最終盤面は一滴ケアデスサイズを構えることができるが、
後者は手札のうららも妨害として使用できるため、
安定感から後者を選択するほうが勝率が高いと考える。
このほかにも手札によって手札誘発ケア展開は様々考えられる。
簡単に例を挙げるとすれば増援でのうららチェックや、
フュージョン・デステニー素引きの場合等。
よい例題があった場合にはまた次回記事にします。