親子という利害関係
子供がタダでご飯を食べられるのは何故か。
それは親がその圧倒的な影響下において、愛でるという自己満足の対象=子供にズバ抜けた価値を認めているから。
それは犬や猫と同じこと。
しかし子供に自我が芽生え、親の自尊心を脅かす時期、つまり思春期以降になると、本来親としての資質に欠けた親とその子供には大きな確執が生まれ、完全に愛でる対象にはなり得なくなります。
もし飼っている犬や猫が口答えをするようになったら...?つまりそういう事です。
本来その関係は、因果関係のある人間同士として、お互いの豊かな人生のために形を変えるべきもの。
それは言い換えると、子離れ、親離れ。
そういう事を当たり前の事として理解し、子育てを実践できるかどうか。
そういった親に巡り合えなかったとしても、子供本人がそういった事にいつ気付けたか。
双方、親になった子供自身も、一生気づかないままで人生を終えるのか。
その差、その様相によって、その人の人生は大きく変わってしまうものです。
親と子供が、そのような利害の上で成り立っているのは否定できないひとつの事実。
逆にそういった事を踏まえて子育てができる親というのは、愛に溢れた子育てができるでしょう。
しかし、ありふれた綺麗事を言い訳にし、その実、子供という存在を私物化しているに過ぎない親というのは、言わずもがなかと思います。
ご自身が納得のいく子育て、それは言い換えるとただの自己満足です。
なぜならご自身の納得が目的だから。
お子さんが納得のいく子育て、それは言い換えると将来のお子さんが満足できるもの。
将来のお子さんにとっての納得が目的だからです。
それは例えば子供の幸せを願っていたとしても同じこと。
願う事、その願いを叶える事は自己満足であり、実際にその願いが実現する事=お子さんが幸せになる事とは別問題だからです。
自分本位と将来の子供本位、そしてこの主観と客観の差、溝というのは想像以上に大きいもの。
前者は大人になった子供から哀れみを受け、後者は感謝と尊敬を以って親孝行の礎となるでしょう。
ちなみに私はどちらタイプの親に育てられたでしょうか?
それは僕自身が慈悲深い人間であるために、口外しないでおこうと思います笑。
さて、今まさにそんな子育てで悩まれている方、お子さんを授かってこれからどう子育てをすればいいのか悩まれている方、いらっしゃったらお問い合わせ下さい。
もし何かお役に立てる事があれば、ココナラでもそういったサービスをお作りしたいと思います。
ご自身にとっての子育てが究極の自己満足になってしまうか、或いは究極の利他、愛になるか。
その結果はこの世からの旅立ちの日、どんな人達にどんな形で見送られるのか、その光景に見て取れるものなのかもしれません。
どうか皆様が利他ゆえの幸せなご家庭、愛のある人生に恵まれますように。
ではでは。
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