「#サッカーの忘れられないシーン」 UEFAチャンピオンズリーグ 2007-08 決勝
当時高校生でしたが、家のVHSに録画し、毎日のように観ていました。
イングランドのマンチェスター・ユナイテッドと同じイングランドのチェルシーとの試合。
私にとってはサッカー全盛期で、
マンチェスター・ユナイテッドにはファン・デル・サール、ファーディナンド、スコールズ、まだ若かったクリスティアーノ・ロナウド、ウェイン・ルーニーなど豪華なスタメンでした。
一方のチェルシーですが、チェフ、ジョン・テリー、クロード・マケレレ、ミヒャエル・バラック、フランク・ランパード、ディディエ・ドログバ、控えにはシェフチェンコとアネルカとこちらも豪華でした。
まずテンションが上がったポイントとしては、チェルシーのエッシェンは普段ボランチをすることが多かったですが、この試合はクリスティアーノ・ロナウドの対策で右サイドバックに入っていたところです。
守備が上手で縦横無尽のイメージがあったエッシェンはサイドバックもそつなくこなしていました。
ただ前半26分、マンチェスター・ユナイテッド右サイドのスローインから、ブラウンとスコールズで崩し、本職センターバックのブラウンの左足のクロスからクリスティアーノ・ロナウドの打点の高いヘディングから先制します。
ここのクリスティアーノ・ロナウドのマークについていたのがエッシェンで、一瞬ボールウォッチャーになったところを一撃でした。
ここでも、ブラウンはセンターバックなのにクロスがうまいなと関してましたし、守備の上手なエッシェンでもこのようなことがあるのだなと思ってみていました。
その後はチェルシーもドログバや、ジョー・コール、ランパード、バラックを中心に攻めてましたが、ファン・デル・サールを軸にファーディナンド、ヴィディッチの守備が崩れません。
ルーニーの股ぬきクロスにテベスの惜しいシーンや、バラックのFKなども見どころが満載でした。
ですが、前半終了直前にランパードのゴール。エッシェンのシュートが守備陣に跳ね返り、こぼれたところをランパード。
これにはファン・デル・サールも一瞬足を取られ、決められるしかないという場面でした。
ちなみにこの日の直前にランパードの父が亡くなっていて、決めた際は点に指をさしていたのも印象的でした。
そこからも一進一退の攻防が繰り広げられて、当時ドリブラーで守備をしているところをあまり見たことのないクリスティアーノ・ロナウドが守備に戻ったり、バラックの強烈なシュートや、ヴィディッチの身体を張った守備なども見どころでした。
ジョー・コールとクリスティアーノ・ロナウドの1on1で確実にクリスティアーノ・ロナウドのシュートで終わっていたのにジョー・コールのワンタッチを取られて怒る、クリスティアーノ・ロナウド笑うというシーンもありました。笑
そんなこんなで後半も終了。
延長戦は比較的チェルシーペースで試合が進み、ランパードのポスト直撃のシュートやドログバのFKもありました。
小競り合いが起き、ドログバがヴィディッチを叩いてしまいレッドカードの提示。
それでも決着がつかずにPK戦へとなります。
雨の中のPK戦。テベス→バラック→キャリック→途中出場のベレッチが決めユナイテッド3人目のクリスティアーノ・ロナウド。チェフが最後まで動かずにセーブ。この時点で、チェルシーに試合は傾いたと思いました。
ランパード→ハーグリーブス→A・コール→ナニが決めチェルシー5人目は闘将ジョン・テリー。ここを決めれば優勝のシーンで、芝に足を取られ、無情にも右に外れる。
そこからアンデルソンが真ん中に蹴りこみ→カルー→ギグスが決め、途中出場のアネルカ。
ここでもファン・デル・サールの駆け引きがあり、蹴る前に右を指さし、アネルカの動揺を誘う。アネルカが左に蹴り、ファン・デル・サールが反応をし、決着。
120分+PK戦にも及ぶ試合はマンチェスター・ユナイテッドの優勝で幕を閉じた。
興奮覚めぬまま、学校へ行き授業を受けたのが鮮明に覚えています。
ほかにもドルトムントとバイエルンや、レアルとアトレティコの同国対決が私は比較的好きですが、このマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの試合はやはり忘れられない試合です。
録画していたVHSの映像が汚くなるまで見ました。
これが私の忘れられないシーン。
PKでのハーグリーブスの蹴ったコース、すごすぎます!!
いつもとは違ってサッカーの内容を書かせてもらいました。
ここに書いているだけで、またサッカーが見たくなってきました。
WOWOWでエイバルとウエスカ!日本人対決楽しみです!
ありがとうございます!!