権利と権理の違いを今こそ考えよう!!【中間選挙と性転換した子供の事件から考える】
皆さん、こんにちは
お元気ですか?
私はラスベガスに住んでいます。
とうとう今回注目されていた、だいたいの中間選挙結果が出てしまいましたね。
予想された共和党優勢を表現する赤い波は立たず、上院はぎりぎり民主党、下院は共和党のねじれた政権になりました。
注目された上院の選挙は、本当に接戦でネバダ州かアリゾナ州次第で結果が決まる状況になってしまいました。
ネバダ州は、いつもスイングステイトとして知られています。
スイングステイトとは、民主党にも共和党にも入れ替わりやすい州ということです。
今回の選挙で、上院においては共和党の候補に投票しました。
しかし、民主党の候補であるキャサリン・コルテス・マスト氏が当選しました。
私は彼女と何度か面識もあり、ほんの少しだけお話させてもらったこともあります。
私はラスベガスで人身売買(人身取引)に対する予防のための教育にかかわっていたからです。
2013年から14年にかけて、新たな州法を通すためにいろいろな活動をしました。
人身売買(人身取引)での犯人にさらに重い罪を課すためや、犠牲者を保護するためのその当時では画期的な法案でした。
ですので様々な反対する人もいました。
その当時は、売春宿のオーナーが共和党の議員でした。
今とはちょっとイメージが違いますね。
その当時彼女はネバダ州の司法長官をされていたので、彼女の提案した法律に様々な人が賛成し、また反対しました。
私が受けた彼女に対する印象は、本当にキャリアウーマンで女性問題に意識の高い人という感じでした。
そして、旦那さんもCIAの人ですから、ちょっと近寄りがたいところもありました。
また、彼女は子供がいなかったのでさらにそのような雰囲気を感じたのかもしれません。
私はずっと人権について勉強してきたので、人々がそれぞれに持つ自然感覚によって善悪が決められてしまうし、その影響は家庭の中にある雰囲気や子供の早期教育によって決められてしまうと思っています。
ですので、ネバダ州に必要なのはこのような家庭的な道徳や倫理にかなった法律とそれを施行する人々なのだと思い、家庭を持つ共和党議員に投票しましたが落選してしまいました。
~ネバダ州の投票はまた盗まれたのか?~
これに対しては、私は全く分かりません。
しかし、だいぶ時間がかかり、ネバダ州の投票結果が出ました。
いつも結果が出るのに時間がかかる州は、民主党に取られるのが正直な印象です。
最初は共和党がわずかに優勢でしたが、最終的には民主党がとってしまいました。
「時間がかかる」と聞いたときには、正直ヤバいと思いました。
案の定でした。
なぜ時間がかかるのかと言えば、郵便によっての投票をカウントするのに時間がかかるそうです。
私も郵便で投票しました。
郵便でなければ、忙しいので投票できません。
私のアメリカ人の妻ともいろいろ話をしました。
これはまた何かの票をカウントするために操作があったのか?
それとも、何が問題なのか?
郵便で投票すれば、実際は誰でも投票できます。
他人に成りすまして、投票することができますからね。
また、投票所に行っても身分証明書をチェックされることもないそうです。
何回でも投票できます。
そのくらい組織的に違法を行えば、すぐに暴露されてしまいそうなので実際には分かりませんが、いろいろな分野で一人一人の権利が薄くなってしまっているかのように思えます。
いろいろと妻と論議しているとこんな記事が目にとまりました。
~十代の性転換者が病院を告訴~
彼女は、15歳の時に女性から男性へと性転換しました。
生理ももう来ないし、胸もとってしまったり、もう男になっています。
しかし、18歳になり、性転換を後悔しだしました。
もう二度と女の子には戻れません。
彼女は精神的に薄弱になり、自殺しかねない状態です。
彼女は、この性転換手術を施した病院を訴えています。
未成年者に対して、この手術の結果をもっと具体的に知らせなかったことを訴えています。
病院のせいにしています。
ちょっと驚いてしまいました。
多分、親も一緒になって病院を告訴しているのでしょうね。
皆さん、どう思いますか?
何か問題の本質が間違っていると思います。
確かにアメリカの医療は、日本と比べて最悪です。
利権のビジネスです。
人は健康を害することは仕方ないことですが、それを利権にして巨額な保険費や医療費です。
アメリカの歯医者なんて、儲かりまくっています。
性転換手術なんて、お金がないとできない手術ですから、確かに病院が詳細な情報を提供せずに彼女の将来を考えず、お金のために手術をしたのかもしれません。
でも、親の責任はどうなのかと自然に考えてしまいます。
親が子供を教育しなければいけない責任や親権の下の判断であったこと。
また、子供が自らの性別を決める権利などあるのであろうか…
リベラルな州では、性別を差別として扱い、そこに権利という言葉を持ち出して社会を混乱させています。
本当に権利が社会を混乱させ、不信させ、愚民化させています。
~福沢諭吉が警笛を鳴らしていた権利と権理の誤訳~
欧米の基準って、本当に日本よりも優れているのでしょうか?
欧米の人権の(HUMAN RIGHTS)は、1700年代後半の王権時代に抑圧されていた人々の革命によって権利を王族から奪い取りました。
自らの利益を主張したのです。
それがアメリカの独立革命であり、フランス革命でありました。
福沢諭吉は、当然この歴史の流れに危惧を覚え、警笛を鳴らしています。
個人が利益を追求し、その追求欲が社会を不安定にさせる可能性があることを理解されていたからです。
ですから、「権利」を「権理通義」と訳すことを提案していました。
「権理」の「理」は、ことわりです。
つまり、道徳や倫理などで決められる「ことわり」です。
通義とは、一般の大義であることです。
つまり、「権理通義」とは、人々が道理・倫理に従って与えられる平等な生まれながらに与えられて力であり、立場であることです。
「権理」とは、利益を追求できる力の行使であり、追求できる立場であることです。
ですから、個人が多様性によりあらゆる基準を喪失していくと、社会の安定よりも個人の利益追求です。
往々にして、それが自己主張になり、経済の追求になったりしてしまいます。
自らの性別を自らで決める権利なんて私たちにはありません。
そんなのは権利ではなく、自己主張です。
生まれつき自らの性別に違和感があったという人々もいますが、本当にそうなのか精神的なものなのか生活環境なのか分かりません。
与えられてモノを感謝することって、本当に大切なことです。
アメリカは多様性が進みすぎて、選挙による投票も本当に一票を投じることができたのか、誰かが操作したのかわかりません。
それぞれが自分勝手に個人の利益を追求すれば、力を持つ人がコントロールしなければ人々はまとまりません。
アメリカでは、1%の裕福な人々であり、中国では共産党であり、ロシアでは富裕層のオルガルヒです。
こんな社会になってしまうと、「私がすべて正しくて、相手が必ず間違っている。」と批判し続けます。
これがLOSERのメンタリティーです。
私たちは、本当に今までの歴史を見直して、独立できる日本を再建していきたいものです。
岸田政権に任せても仕方ありません。
自らで判断し、行動を起こすWINNERメンタリティーを実践していきたいものです。