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トランプがニューハンプシャー州を制すが、アメリカの余裕のなさも見え隠れする!

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


先週は、私の家族の全員が風邪で寝込んでしまい、本当に大変でした。


私は基本的に風邪をひくことなどあまりないのですが、今回ばかりは疲労がたまっていたのか寝込んでしまいました。


睡眠をとることってとても重要ですね。


以前みたいに無理がきかなくなってしまいました。


ところで、今週のラスベガスは少し賑わっています。


また、コンベンションが行われています。


コンクリートのコンベンションと銃のコンベンションです。



コンクリートのコンベンションとは、建設業関係のコンベンションです。


工事関係の人々が集まっているのでしょうね。


よく白人をからかうような言葉で「RED NECK(レッド・ネック)」という言葉があります。


聞いたことがあるかも知れません。


白人のブルーワーカーは、外で働いていますが、なかなか日焼けすることなく、首の周りだけが赤くなっているからです。


レッド・ネックみたいな人々がたくさんいました。


そして、銃のショーです。


これらの二つを合わせると、やはりRust Beltを思い浮かべます。


Rust Beltも多くの人々がご存じですよね。



アメリカの中西部にあたる鉄鋼業や自動車業などで、錆びれてきている工業が多くなってきて、貧しい白人が増えてきている地域です。


最近の日本製鉄とUS スティールの合併が滞っていることは有名です。


約2兆円で日本製鉄が買収するはずでしたが、アメリカの労働組合が反対して滞っています。


政治的な要素もかなり含まれているそうです。


あまり、関わらないほうが良いと思います。


さて、今年の最大のイベントのアメリカ大統領選が近づいてきました。


アイオワ州で、トランプ氏が勝利し、圧勝の力を見せつけました。


そして、先日にはニューハンプシャー州で、元国連大使のニッキー・ヘイリー氏とトランプ氏の一騎打ちでもちろんトランプ氏が勝ちました。


しかし、ここで浮上してきた問題がいくつかあります。




ここで、言われているのが共和党でもトランプ派と中道派があり、圧倒的にトランプ派が中道派よりも多いのでトランプ氏が圧勝しましたが、11月の選挙において共和党の中道派がトランプに投票するか分からないという統計が出てきました。


共和党の中道派が、ニッキー・ヘイリー氏の投票したからです。


共和党の代表にトランプ氏がなることは、間違いありません。


しかし、11月の投票日に中道派の票を取り込めなければ、またバイデン氏になってしまう可能性が出てきます。


もし、バイデン氏になったらまたいろいろな面で大変です。


トランプ氏の選挙が盗まれたキャンペーンでアメリカは大混乱になるでしょう。


完全に、二分されます。


これがアメリカの選挙制の大きな課題です。


二大政党ですから、スイングします。


つまり、振り子のように左に触れた後は右に触れ、中道がないのです。


政治が自らの政を混乱させていると言ってもいいかもしれません。


そこで、期待しているのがロバート・ケネディー・ジュニアです。


彼が独立した立場で立候補できる準備をしています。


ニューハンプシャー州でも、候補者としての資格を得ることができたそうです。



私は、アメリカがよくなるためにトランプ氏、バイデン氏、そしてロバート・ケネディ氏の公開討論を見てみたいものです。


実際、どの様な国内外の政策をとるかは全く知りません。


トランプ氏の政策もあまり発表されていません。


こうなってくれたら、アメリカに少し希望があるかなぁと思います。


バイデン氏とトランプ氏の一騎打ちは、正直あまり興味がわきません。


私は中道派です。


英語では、Independence Voterと言います。


まぁ、アメリカの人々は自国の経済のことしか基本的に考えていませんけど…


インフレで生活に苦しんでいる人々が多いですからね。


もし、公開討論が実現したならば、注視しておきたいところがあります。


それは、アメリカ人特有の相手を批判し、自らの優位性を誇示する能力でなく、もっと深い人間の思慮を理解した上での政策です。


例えば、子供の教育などはとても重要な内容です。


子供に過度の自由を与えれば、間違った方向へ行ってしまいがちなところがあります。


つまり、メディアやネットに対する理解です。


子供はいつも親を見て、大人を見ています。


子供たちの中で、悪い情報ばかりはいってきて、良いものを選択できない環境があります。


私は非常にこのような状況を心配しています。


皆がしているから、自分もしなくてはいけないみたいなことが横行しています。


今、アメリカの子供たちは大学へ行くことを見直しています。



特に、コロナ以降は学生数が激減しています。


授業料も高いし、今では家でも自由に多くのことを勉強できますからね。


また、アメリカの学生生活は本当に大変です。


勉強の忙しさもあるかも知れませんが、パーティーや薬物など奇知外沙汰です。


勉強だけに集中できればいいのですが、若いうちは何でもやっていようと思うし、誘惑に負けてしまいがちです。


私の子供たちは、大学に行きたければ行かせますが、今の時点ではリモートで勉強していったほうが子供たちの精神的な面でいいのではと考えています。


アメリカって以前のように余裕はありません。


他国に頼らなければ覇権を護れない状況です。


他国に頼るというか、他国を利用するというか…


相手を批判するのは、余裕があるからするのではありません。


無いからするのです。


これは子供たちは、心でよくわかっています。


ですから、元来のままの学習では駄目だと思っているのでしょう。


アメリカは、どうしてもリーダーを必要とする国です。


個人個人の主張が強いので、強いリーダーがいなければまとまらずに崩壊するからでしょうね。


何も持ってリーダーとするのか?


この価値基準が、非常にアメリカ人の国民性を評価する判断になると思います。


質のある大統領が立ってもらいたいものです。


そのためにも三人での公開討論ができる環境を本当に期待します。

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