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安倍元総理の国葬反対から読む団塊世代の国際感覚【作られた平和の代償はだれが払うのか?】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


週末は様々な州から、休暇を取って遊びに来る人々で溢れています。


しかし、恐らくまだアメリカ国外からの人は少ないです。


まだ、なんとなくコロナの影響があるのでしょうか?


あまり海外からの人には会いません。


移民してきた人にはたくさん会います。


先週はメキシコの独立記念日のお祝いがありました。


ザ・ストリップ通りでは、たくさんのメキシコ人とメキシコの旗を掲げた車が走っていました。


アメリカは自由な国なので、多文化や多様性が強調されます。


これだけの移民が多い中、まだアメリカが国として存在できるのは愛国者が堂々と意見を言える環境があるからなのだと思います。


多文化や多様性は強い国力があって成立する理想です。


国力が弱くなれば、移民からの多文化によってさらに弱体化していきます。


私はアメリカに住んで長くなってしまいましたが、アメリカの国力の弱体化と移民の影響力の増加は比例しているように感じます。


私の義理の父はアメリカの海兵隊だったので、なんとなくアメリカを愛する人々の気持ちがわかってきました。


アメリカの世界における役割に誇りを持ち、それに責任を持つために愛するのです。


この感覚は、世界中の愛国者にとって同じなのかもしれません。


私も日本を愛しています。


多分、アメリカに住み始めてさらにこの気持ちが育っていったのだと思います。


日本が世界における役割があることに誇りを持ち、それに責任を持つ気持ちが与えられ、育っていったのだと思います。


これは私の私見ですので、それぞれの人々の感覚があるのでしょうが、私はそのように思います。


アメリカに来た移民は、三段階あると思っています。


いわゆるピューリタンと呼ばれる清教徒たちが信仰の自由と経済の自由を求めてきたヨーロッパからの人々が第一段階。


政治的な避難民として、1900年代前半から1900年代半ばまでアメリカに移民して生きたユダヤ人たちが第二段階。


そして、第二次大戦後の労働移民としてきた中南米の人々が第三段階です。


第一段階の人々は、アメリカの世界に対する役割の基礎を作り上げました。


第二段階の人々は、アメリカの役割の方向性を変えてしまいました。


第三段階の人々は、アメリカ自体の役割を考える人々が少なくなりました。


ですから、非常に不安定なアメリカの国内情勢になってしまいました。


ラスベガスは、人工的に快楽のために作られた街ですからこのような感覚はなかなか分かりません。


しかし、報道を見るとよく分かります。




~国葬に反対する団塊世代~


皆さんもご存じの通り、反対する人々が賛成する人々を上回っています。



これは熊本日日新聞のアンケート調査です。


グーグルで調べると、この記事が出てきたので使わせてもらいました。


おそらく、数字は微妙に違うかもしれませんが、おおよその割合は似通っているのではと思います。


これを見ると、年齢が高くなればなるほど反対が増えています。


やはり、団塊世代の人々がもっと反対しています。


反対する人々の理由は、税金を使いすぎることが一つの理由かもしれません。


閣議決定で何でも決めてしまうことが民主主義に反することを上げていることを言っているのかもしれません。


私にとってそれらはとても小さなことのように感じられます。


費用だって16.6億円です。


安くはないですが、日本の役割を考えれば当然なことだと思います。




~日本の役割とは!?~



私は日本の世界に対する役割とは、倫理・道徳を基にした民主主義の国民国家としての見本であると思っています。


アメリカは合理的な価値観の強い民主主義であり、法治国家なのですが法の抜け穴をうまく利用することが賢いとされるような法治国家とされるような国民国家です。


アメリカは合理的なので、物事を進めるのはかなり早いです。


法律をうまく使い、また新しい技術などを合法化して経済を発展させるのはとても上手です。


口が達者であり、行動が早いですよね。


ですが、これがあまりにも自己中心的になりすぎると自己破壊していきます。


それが今現在みられる格差社会なのだと思います。


富を得るものは、合法的に税金を払わずに富を増やしていきます。


貧しい人々は、法律の使い方を知らないし、考えたこともないので、ただただ忙しく労働するだけです。


日本は、第二次大戦前であるならば西欧からの植民地政策に対抗して、望まない戦争でしたが始めてしまいました。


そこには八紘一宇のビジョンの下、アジアを平和にしたい理想がありました。


しかし、共産思想が国の中心部にが入り込み、国の役割の方向性を変えてしまいました。


まるで、アメリカの移民による国の変化と掃除していると思いませんか?


第一段階の国の役割を構築した先人たち


第二段階の国の役割の方向性を変化させた共産思想に影響を受けた近衛文麿などの国の中枢に入った人々


第三段階として、国の役割を理解できなくなり、生活だけになってしまった戦後教育を受けて育った団塊世代の人々です。


戦後に日本を復興することだけを考えて、頑張ってくださった方々です。


そして、戦後教育の内容に準ずるように作られたのがメディアです。


テレビであり、新聞です。


この第三段階の人々の多数が国葬に反対しています。


明らかです。


生活だけだから、安倍元総理の国際的評価や日本国の役割を理解した上での評価をせず、生活に必要な税金の使い道やただ反対することが仕事の政治家やメディアに洗脳されています。


海外の報道を見ているとこのことはあまり扱われていません。


アホらしいのでしょうね。


昨日、ウォールストリートジャーナルのポッドキャストを聞いていると、当然ですがエリザベス女王の国葬のことが報道されています。


そこで報道されるのが、私たちの天皇陛下のことです。


世界は日本を見ていることを本当に実感します。




~団塊世代は次世代に何を残すのか~


私たちはよく聞いたものです。


「最近の若者は…」とか「今の子供たちはなっとらん。」とか。


今更ですが、「どっちがなっとらんのか!」と言い返してやりたくなり思いがします。


この気持ちをどのように表現できるのかと考えたときに、私が子供のころサッカーに夢中だったので、夜でも練習をしていました。


そして、ある市議会議員の方がそばに住んでいたのですが、その方に頭から「うるさいから止めろ!!」と怒鳴られてしまいました。


私はなぜか知りませんが、その方の家に行って「止めろとはどういうことですか?」と詰め寄りました。


立場だけの人や偉そうにしている人が昔から嫌だったのかもしれません。


この現在の世界的に情勢が不安定な時期に、なんで国葬に反対するのかいまだに理解不能です。


先ほどの第一段階の日本人で、参考になる人がいないかと考えたときにすぐに思いついた人がいました。


乃木希典(のぎまれすけ)将軍です。



日露戦争で難攻不落という割れた旅順の203高地を攻略し、日本に勝利をもたらしました。


それ自体快挙ですが、もっとすごいのは「水師営の会見」です。


戦争後のロシア側の将軍を彼は実の二人の息子をその戦で失いながらも相手を労わったのです。


それは世界的にも注目された人格であり、日本の世界的な位置を高めるような会見でした。


戦争も過ぎれば、同じ人間です。


ウジウジとしていません。


このような武士道が日本の精神であったと思っていました。


戦いがあっても、公の為には一つになれるような精神です。


ONE for ALL, ALL for ONEです。



~作られた平和の代償をだれが払うのか?~


昨日のポッドキャストで、教授でジャーナリストの峯村健司さんが2024年の台湾侵略の可能性を説明していました。


あと二年後です。


現在10代後半から20代前半の若者が苦労するのでしょうね。


昨日、コロラド州から来た人に会いました。


彼の家族は日本でビジネスをしていました。


いろいろ話したのですが、一言「日本は80年代から90年代の経済はものすごかったが、もう二度とその日本は戻ってこなかった。」と話していました。


失われた平成の30年って振り返ると深い傷跡ですね。


ですから、強い日本を知る人を知らない人もたくさんいます。


過渡期の人が一番苦労します。


私たちってまだまだ学びと努力が必要です。


本当の歴史の真実を知らないといけないですよね。


未来のために。

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