社会正義を考えるnote 2020/8/11 №3 これまでの数千時間の研究

これまで社会正義を主題に数千時間を研究に費やし、いまも続けていますが、まだまだたかだか数千時間ですね。数万時間の方はごろっといるでしょうきっと。

 最初は正義というものはなんだか感覚的なものだと何となくとらえていました。しかし、ふと琴線にふれたのか、社会正義をテーマに投稿記事をだしたところ、採用されこれが縁でどっぷりと社会正義が研究テーマになりました。

 正義には諸理論があります。私が主題にしたのは「カント哲学」

偶然にも社会福祉、ソーシャルワークの根幹にこの哲学は甚大な影響を与えていました。社会思想として社会福祉、ソーシャルワークの思想、理論へ、また、社会学にも影響を与えています。

 カント哲学と社会正義を結びつけて、ソーシャルワーク実践を論じている資料(日本最大の社会福祉団体が発行する学術誌)もあり、正義は理論として成立することが理解できます。

 といっても、カント哲学は社会福祉、ソーシャルワークの思想というより、一つの業種などではなく、世界規模で共有されている社会思想という理解が正しいと思います。つまり、社会正義は社会福祉、ソーシャルワークの専売特許ではなく、カント哲学と社会正義という思想、理論の歴史的な流れに社会福祉、ソーシャルワークはあるという理解が正しいと思います。また、正義論には先述の通り諸理論あり、カント哲学はその一つになります。

 次回は、社会変革と社会正義について考えたいと思います

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