『COME FROM AWAY』2024/03/29 14時00分開演 東京公演千秋楽 @日生劇場

すごかった。
ずっと歌ってた。初めから最後まで、ほぼセリフ無しのハモリ音楽。オーケストラじゃなくて、バンドだったから、ノリノリで楽しくって勢いのすごい100分。

あらすじと、ブロードウェイ版の抜粋動画と、日本版のキャストインタビュー見てから行った。おかげで、ガンガン展開と役が変わることも知っていたから、混乱せずに済んだ。何も知らずに観たら困る程の早さ。でも無理や、詰め詰め感がない。あの5日間で起こったすべてのいろんなことが、凄まじい勢いで過ぎ去っていったことがよくわかった。日常とは全く別世界の異常事態。でもそんな中、出会った二人が丘の上で歩いて時間を過ごしたように、ゆっくり過ぎる時間もあったんだなーって思う。

上陸許可が降りないから、機内に閉じ込められて1日以上過ごす乗客たち。しびれを切らして酒飲んで歌って大騒ぎするシーン大好き!
開放的になった女性がシャツの前を開けて胸をバッて見せる動きがあった。初見だから何が起こるか知らないし、完全なたまたまだけど、あのめちゃめちゃ綺麗な人(宝塚出身の方)と森公美子さんのおっぱいみちゃったよ。美しかった。

途中、バーでみんなで大騒ぎするとこ?で観客も拍手で参加して、本当に楽しかった。さっきまで揉めててちょっと嫌な雰囲気だったのに一気に楽しんでふっとばされた👏

ここに私は居ます
ここはどこ 私は誰
自分が自分ではないみたい
とかの歌詞がところどころの曲で使われていた。「どこかの知らない誰かの物語」ではなく、「自分も中心人物の物語」であると同時に、自分と同じような「人」がテロに遭っているという現実感があるような無いような感覚が、ないまぜになって伝わってくる。自分の物語の中で飛行機から出たいと騒いで、島の人の優しさに励まされるのと、誰かの物語で怯えて傷ついて混乱するのとが、ここにいます と 自分ではないみたい っていう相反する言葉なのに、短い期間で起こっている感覚なのがわかる。

加藤和樹が文化ナントカ主催のトークショーで言ってたように、ネタバレも何もなかった。ネタバレを聞いたとて、実際に観るまでは良くわかんないでしょ😂

スタンディングオベーションできたよー素晴らしいもの観たらいつだってしたいな。
みんなでWELCOME TO THE ROCK!ドン!もした

新人アナウンサー役の方の美しさに目を惹かれた。ああなりたい。

帰りに劇場前ですぐには電車に乗りたくないからどうしようかボーっとしてたら吉田鋼太郎がかっこいいトレンチコート着てスーツのスタッフと出てきた。タクシーで帰っていった。手上げて誰かに挨拶しててかっこよかった。なんかイケイケオジって感じ。

何故か低気圧で体調悪かったけどイブ飲んだからか劇場着く頃には大丈夫になってた。

隣の人は寝てた😛

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