『スオミの話をしよう』
おもろかった~~~~~。好きなタイプのギャグ。
三谷幸喜作品だった!三谷幸喜きっと好きだわ。
長澤まさみのお着替え大会で最高。どの長澤まさみも美しい。
特に4番目の夫がスオミの部屋で見つけたドレスを着ているスオミめっちゃキレーーーー🤦🏼あと4番目の夫とお風呂買いに行ってる時のパンツスタイルのスオミ。
友人が言っていたが、主に一つの家でお話が進むのがいい。コント感がある。
最後の方、独白するときと、4番目の夫とプールで話すときのスオミは素なのだろうか。独白は2番目の夫に問われた末の返答だったと思うから、2番目の夫の前のスオミなのかも。ならプールで話すときのスオミは?まったく4番目の夫の前のスオミとは違った。なら素、もしくは新しいスオミというのが正しいのかも。
これを考えることがナンセンスなのだろうか。
4番目は何のための夫?
顔?心のよりどころ?フィンランドを知っている人?
「おじさん二枚目おじさん二枚目おじさん の法則なら次はイケメンか~。今いる中でスオミの男じゃない瀬戸康史か出版社の男の二択が定番だけど、どっちかな~」と考えたとき、瀬戸康史の方が二枚目に近いかなと思ってた。しかしどちらもいくとは。すごい。本当におもしろいな。
5.5番目は可哀そうTT その場しのぎすぎる
身代金3億円はフィンランドで、あざみちゃん(お友達)と暮らすための資金。
最後、瀬戸康史に近づくスオミは、詐欺師のスオミかな。もう
ヘルシンキ♪ヘルシンキ♪の歌だ~~いすき♡
最後なんでミュージカル始まったんだろうな。よくわからないけど本当に良い〆方。
終わった後、気づいたこと。ヘルシンキ大好き=フィンランド大好きとする。スオミはフィンランド語でスオミ。なら最後の歌は自分大好き(^^♪の歌だったのでは?そう捉えられるかなって思った。彼女のすべての動機は自分大好き!
そうかな。自己肯定感が強いとは思えなかった。自分がわからないから、人から離れようと決めた感じだった。それはあの友達の前のスオミなのかな。
観ながら、自分のゼミでの話を思い出してた。すごくplofilicityだな、と。メディアが違えば、映る一面も違う。違うからといって嘘ではない。その場所での自分というだけ。人に見せることで自分を作り出す。
スオミは、相手によって変わっていった。それは全て演技だったのではなくて、スオミ自身の内側から出るものであることには変わりなかった。例えば、料理ができないことは一貫した事実。中国語が話せることは経験上本当。
じゃあ親友の前では?コロコロ変わっていた訳だけど。
電磁波アレルギーで、電子機器(メディア)が出てこないのも、人間自体がメディアってのを強調してた。
まぁ全部スオミであるってこと。
英題が『All about Suomi』なのも、出てくる全て偽りないスオミであるってのに繋がるかな。