大学にて研究する上で、指導教官選びのポイント

今回は、大学院で研究する上で、何を基準として、指導教官を選ぶと良いか説明していきたいと思う。特に、進学前に、指導教官選びは丁寧に行うことが重要である。

自分の研究分野に近いか

まず最も大事なのは、自分の研究分野に近い研究を、先生が行っているかどうかである。やはり、先生の研究分野と自分の研究分野は、近い方が良い。よって、なるべく自分の研究分野に近い先生を選ぶと良いだろう。

自分の研究分野に助言可能であるか

分野によっては、自分の研究分野とぴったり同じ研究をしている先生を見つけることが難しいかもしれない。特に、博士課程となると、指導可能な先生は、限られてくる。ぴったり研究分野が合う先生が見つからない場合は、自分の研究に対して助言可能な先生であれば問題ない。

自分がやりたいことをサポートしてくれるか

日本の大学院の場合は、指導教官の意思が非常に重要である。学会発表や論文投稿、学位取得までにかける年数など、指導教官によって方針は様々である。よって、もし「自分はこうしたい」「これを目指している」という明確なものがあるのであれば、それをサポートしてくれる先生を選ぶのがおすすめである。事前にサポートしてくれるか、確認しておくと良いだろう。

自分が望む指導方針と近いか

前述した点と重なるが、指導方針を確認しておくことが重要である。どこで学会発表するか全て決めてくれる先生もいれば、こちらに全て任せてくれる先生もいる。自分がどういう力をつけたいか考えた上で、指導方針が合うかどうかも確認すると良いだろう。

自分が力をつけることができるか

大切なのは、指導教官とこの先ずっと過ごしていくわけではないということである。いずれ自分は卒業し、その後は、1人でやっていかなくてはならないということである。中には、手取り足取りタイプの指導教官もいるが、その場合、自分はちゃんと1人でやっていく力をつけることが可能だろうか。1人でやっていく力を身に着けることが可能か、考えておくことが大切だろう。


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