クレジットカード返金、いつ反映される?明細反映までのスピーディーな確認方法を解説
キャッシュレス化とクレジットカード返金の増加
オンラインショップやサブスクリプションサービスの普及により、クレジットカード決済がますます増えています。JCBの調査によると、クレジットカード保有率は86%、デビットカード保有率は27%に達し、今後もキャッシュレス化は進んでいくことでしょう。キャッシュレスが浸透していくことで、カードへの返金やキャンセルも増加しています。そこで、今回はクレジットカードへの返金ステップやタイミングなどを紹介します。
スムーズな返金手続きのためのステップ
返金可能かショップに確認
購入した店舗や予約したサービスの返金ポリシーを確認しましょう。利用規定などに詳細が記載されています。必要情報の準備
レシート、オーダー番号、アカウント登録メールアドレスなど、購入詳細を準備しましょう。店舗に返金を依頼
チャット、メール、電話などでカスタマーサポートに連絡し、返金希望を伝えましょう。返品が必要な場合は、配送料や方法も確認が必要です。
ここまでがユーザーが行うステップになります。次に店舗からカード会社にキャンセルデータが送信されます。このやり取りは、ユーザーが決済した日や返金依頼日、そして、カード会社の締め日や引き落とし日などにより処理にかかる日程が異なります。
返金のタイミングは返金処理日によって大きく異なります
例えば、締め日が15日で支払日が10日のクレジットカードで3月9日に購入して、3月11日に返金依頼をした場合、店舗からカード会社への返金処理が完了するタイミングによって、返金されるまでの期間が大きく変わります。
【シナリオ1】3月13日までに返金処理が完了した場合
15日までに処理が完了した場合、購入金額と返金が同じ4月10日に行われるので、相殺されます。
【シナリオ2】3月16日以降に返金処理が完了した場合
この場合、4月10日に購入金額が一旦引き落とされ、次の5月10日の支払日に返金金額が反映されます。返金処理のタイミングなどにより、返金されるまで最大2ヶ月近くかかることもあります。
カードごとの返金のタイミング
返金処理完了後、明細に反映されるまで2日~2ヶ月かかりますりますが、カード会社によって処理のタイミングも異なります。以下は、各カード会社の返金処理と明細反映までの目安です。
VISA: 約2週間
Mastercard: 約45日
JCB: 約1ヶ月
American Express: 約2ヶ月
返金のタイミングを確認するには?
現金と異なり、カードの返金はかなり時間がかかる場合があるため、返金手続きをした場合、手続き後、2か月くらいはこまめにカード明細やオンラインバンキングで返金を確認することをお勧めします。また、返金がすぐにカード明細に反映されてなくても慌てないようにしましょう。
返金が明細に反映されなかったらどうする?
2ヶ月以上経過しても返金が反映されない場合は、返金を依頼したショップとカード会社に問い合わせましょう。
問い合わせ前に、返金依頼日、返金金額などの詳細を確認しておきましょう。
返金ポリシーや利用規約を確認し、返金が正当に処理されていることを確認しましょう。
返金に関するトラブルの解決は?
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いかがでしたか?クレジットカード払いの返金には、時間がかかること場合はありますので、すぐに明細に反映されないからと言って焦らないようにしましょう。