人の話を聞くって、大変なこと〜。
私にとっては、人の話を聞くって大変なこと。
多くの人もきっとそうかなと思う。
大変過ぎて、忍耐力を鍛える修行の様だ。
出来れば、人との会話は50対50でありたい。自分の話もしたいし、相手の話も聞きたい。
以前働いていた仕事は、主に人の話を聞くことが大切な仕事。
自分の感想や思いが口から出てきそうになっても、ぐっと我慢して耐えて、人の話を聞く。
聞かねばならない。
そんな仕事でした。
正直、とっても辛かった。
ストレスが溜まった。
しんどかった。
どうでもいい話を関心のあるフリをして聞かねばならない。
心を無にしすぎて聞いていると、聞いていないのが分かってしまうため、
如何に関心のあるフリをして、上手く相槌を打ちつつ、心を無にし省エネルギーで話を聞くか。
ずっとそんなことを思って仕事してましたね。
うん、難しい。その技術を習得するには相当の鍛錬が必要だ。
私は結局そこまでの技術が身に付かず、人の話を真面目に聞いてしまい、結果、疲弊していった…。
子育てにしてもそう。
仕事から帰ってくると、子供にあーだこーだ言ってしまいたいけど、まずは子供の話を聞いてあげたいので、ぐっと我慢。
子供の話って、時にあまり自分の注意・関心が向かない話が多くて辛いんですよね。
で、時間に追われてる時は、ついつい話を聞く余裕がなくて、子供の話が聞けずに口出ししてしまい、自己嫌悪…。
そんな日々を送っていました。
プライベートでも、仕事でも、
人の話を聞くことの大変さよ。
そういうストレスが溜まりに溜まって、
どんどん、どんどん自分がその時に就いていた仕事が嫌いになりました。
子供のためなら〝聞く〟に使えるエネルギーがあっても、
仕事のために〝聞く〟エネルギーはどんどん無くなりました。
結果、退職した訳ですが。
それでも今でも、上手く話を聞ける人に対する憧れや尊敬はあります。
出来れば、人の話を上手く聞ける人になりたい欲があります。
40代後半、まだまだ勉強することが多そうです。