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対バンするなら私は他のところに「どうせなら勝ちたい」と少しだけ感じたサンリオフェス2024。
まえがき
初めに書いておきますが、多少ネガティブな内容であり物の見方(ここで語るのはライブの話)は個人個人にある中で、私の見方からすると…というお話になります。
それでも興味のある方はお読みください。
ちなみにですがこの日のSKE48の7人は素晴らしかったです。それは先に書いておきますし、間違いない。
じゃあ何なのか?というお話です。
2024年2月3日Hello Music Festival 2024 in TOKYOに行ってきました。
1部公演のSKE48に私の推しが出るからです。選抜&選抜経験者の中に一人そうじゃない中から呼ばれたことは私は誇らしい。
この辺の話は置いておいて…
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私はSKE48以外のグループさんは初見。
あらかじめ予習することもなく当日を迎えました。どこのグループのヲタさんも似たような割合だったのか?どこかが頭一つ抜けてたのか?比率として微妙なところでしたが各グループ盛り上がりを見せていたと感じています。
この日のトリは「いきなり東北産」さんでしたが、それはそれはトリにふさわしいライブパフォーマンスでした。
私はメンバーも知らない、曲も知らない状態でしたが最後のほうには共に身体を動かし声を出して楽しませていただきました。
あなたの目当ては?
「SKE48」です。
知らないグループで楽しめたの?
「はい。」
これ対バン的に「敗北」です。
対バンって勝ち負けある?
「爪痕残したくないっすか?」
皆さんはそこにどう思われるか分からないですけど。
私の中で「対バン」特にアイドルのこういうイベントってお客さんの取り合いのような「勝負事」のようなイベントだと思っていて「また見たい」に繋がる良い場所だと思っています。
残念ですが私の好きなSKE48は対バンイベントで
「勝てる気がしない」
それを改めて感じました。
何度も書きますが私の個人的な感覚のお話です。
圧勝だったよ!って人もいるでしょう。
ただ他のグループのファン巻き込んで盛り上がっているか?って言われたら疑問じゃないですか?どうでしょうか?
ここからは私なりに考える「対バンの弱さ」の原因かも?というのをいくつか書いてみます。
1.良くも悪くも披露する楽曲の曲調が似ている
最近のアイドルさんはいろんなジャンルの曲調をやる子たちが多いですよね。ロック、ファンク、ジャズ、ラップ、何でもある。
その中でずっと王道を貫いているのでセットリストにメリハリが生まれづらいのではないか?と感じています。
とはいえこの辺はその日のセットリスト楽曲をその日仕様にスタッフがアレンジするなり(曲間無くしてすぐ次の曲行くとか)すれば変わりそうだなとも…
しかし、この辺は振り付けのフォーメーションを大切にしているので最後に定位置に戻ってキメ!みたいなのがあるので、ほぼ実現しませんね。
派生ユニットに「プリマステラ」「カミングフレーバー」がありますがこの2つが対バンで出ていくことも多い中で、この2つもグループとしての大きな「テーマ性」が無く曲調としても、あまり本体と代わり映えしないので外に対バンしたとしてもって感じがしています。
ヒップホップユニットなんです!とかSKEから派生したバンドなんです!みたいな特化型だともう少し変化球投げれる気はしますが、そういうわけでもない。
皆さんの思うライブ映えするSKEの曲なんですか?その答えは次の理由は抜きにして考えてみてください。
2.盛り上がり方が(ほぼ)コールしかない
まさに初見殺しですよね。
見方はそれぞれなのでコールなんてしなくても良いのも確かです。
じゃあ別の見方をして楽しんでる方がいるでしょうか?いてもフリコピくらいではないでしょうか?
メンバーコール?初めて見た人が一瞬のメンバー紹介で出来るもんでも無いでしょう。仮に出来る可能性を探ったとして…
「あの子ゆづきちゃんっていうのか!」
演奏中…
「ゆづぽ!ゆづぽ!」
コールゆづきちゃんじゃないの?というトラップ(笑)
これは予習しなければ無理です。
私はコロナ期間で声が出せなくなって手拍子文化が浸透したときは変革のチャンスだとずっと思っていました。
実際それが出来ていたので声出せるようになったらこの2つが掛け合わさるかな?と思いましたが、あっけなく消えてしまいましたね。
初めて見る人は曲を知っていても「見る」しか出来ない気がします。
これで楽しい!と思ってくれる人もいるのでしょうが、ライブって「一体感が生まれる瞬間」が一番楽しいと思うのでこの辺は「弱さ」ではないでしょうか?
スポーツじゃないけど「ホームでしか勝てない」
ワンマンのSKEは強いです、敵がいないんだから。
3.推しサイ文化
推しサイ振ればレスがもらえる(可能性が上がる)
私もその気持ちは良くわかります(笑)
しかし上にも書いたように、もうこの時点で片手が塞がっています。(大多数の人は)
手拍子を求めようが大きな音出るようなクラップは中々出ない。
そんな曲が栄には無いけど、例えば拳振り上げて「オイ!オイ!」するようなことも難しい。
私は対バンイベントでの「意外にマンゴー」めちゃくちゃ好きでしてね。
イントロでのクラップが揃う瞬間がめちゃくちゃ気持ちいいんですよ…
歌詞は気持ち悪いけど(笑)
こういう瞬間がもっとあったら違うのかな?と思ったり。
4.演者も特にオーディエンスを煽らない
これは2で書いた文化も大きいですね。
コールの大小で盛り上がりのベクトル図ってきてるような子たちだからコール小さいなと思えば「もっと声出せますかー?」と煽るくらいなものでしょう。
他のグループさんは「クラップお願いします!」とか「同じように踊ってみてください」とか「私達に続いて歌ってみてください」とか手札が多いですよね。
この辺は最初の「楽曲」にも関係してきそうですね。
最近のSKEですぐ出来そうな一体感生まれる曲って「グーとパー」くらいじゃないでしょうか?
5.【番外編】たまにセトリで変なことする
対バンなんて至極のシングル&盛り上がるの分かりきってるような曲で組めば!と思う中で急にカップリングのバラード入れてきたりする謎采配がたまにあるんですよね。
これは本当に分からん(笑)
良い曲だよっ!良い曲だけれどもっ!今日じゃないだろ!は避けてほしい。
つらつらと書きましたが、少し前にプリマステラのガチ恋なんちゃら騒動がありましたが盛り上げることに関してメンバー発信はもっとして良いと思うんですよね。
手をつなぎながら公演にてロマンスロケットの
「3 2 1ファイヤー!」の「ファイヤー」のところを、みんなでやりたい!ということがあった時も
「コールとかって私達が勝手に決めたらダメじゃないか?」
みたいなことをMCで言っていたのですが
「それおかしくないですか?」
と思いました。
「ここでこれやったら盛り上がるかも?」
「ここ変えてみたらどうだろう?」
そういうのは演者が決めて良いと思うんですよね。
そういうのを含めて「作る」なんじゃないかな?
何故お客さん主導だと思うんだろう?
私達は演者側が用意してきたものに装飾出来るかどうかじゃないでしょうか。
そりゃ用意してきたものがハズレることもあるでしょう。だからといって何もするな!は明らかにおかしい。
いくつか私なりの考えを書いてはみましたが、この先この辺が変わることは恐らく無いでしょう。(書いたのに?)
それくらい文化として安定してしまった気はします。
その割には新しいお客さん来てほしいね!というのはたまに見るので、ヲタク側で少しでもそう思う人がいるのであれば、もう少しライブの見方を我々サイドが変えるべきなんじゃないかな?とは思います。
なんていうか「変革」になるかも?なターニングポイントに今いる感じと言うか。
ただそのキッカケは向こうからの「煽り」とか「曲の変化」とかが無ければ難しいですね。
それが先日のことでメゲずにいろんなメンバーからバンバン上がってきてほしいなと思います。
提案したら怒られるのでは?の空気は止めにしたいなとは感じます。
そしてシングルが秋元康縛りのうちは難しいでしょう。対バンなんてシングルありきみたいなところありますからね。
だからこそ、もどかしいなという思いもあり書いてみました。
ライブ見て「あの子可愛かった!」も良いけど「ライブ楽しかったからまた行きたい」の感想を私は今後は多く目にしたいかな。
せっかく対バンするならね。
しつこいようですが個人の感想です。
みんな!いろんなライブ行きましょう。
お金?なんとかなるやろ←