HARUMI FLAGに三週間住んだ感想
こんにちは。
タイトル通り、HARUMI FLAGに転居して三週間が経ちました。
本当は一週間経った時点で書きたかったのですが、色々しているうちにずるずるとここまで来てしまい・・・・今更ですが弊マンションの住みやすさ、交通アクセスについて現状の感想ををまとめようと思います。
また、入居したときの自分の第一印象を記録に残しつつ、SKY DUO含む今後入居される皆さまの参考になればと思っております。
施設について
住戸について
スペックについてはすでにインターネットに出回っているので割愛しますが、キッチンに手を拭くタオルを掛ける場所が無い、脱衣所のスペースが微妙(脱いだ服を置くためスペース微妙)など、細かいところで使いにくさが残ります。
全体的に「デベが決めた部屋の使い方をしろ」と言わんばかりの設計になっていて、収納に関しては前の家のほうが良かったかなと思うことは少しあります。
一方で、ドアがデカい、柱や梁が少なく広く見える作りは十分にされているので、そこはかなりいいかなと思います。
また、各階ゴミ捨て場は結構頻度高くゴミ回収してらっしゃる(1回/日?)ようでとてもきれいです。
ただ、マンションに入るために1回、エレベータールームに入るために1回、エレベーター内で自分の階にいくためだけに1回、計3回キー認証しないと家に帰れないため、流石にこれは面倒と思っています。
共用施設について
本マンションの目玉の共用施設ですが、正直多すぎて使いきれません。その中でも、ライブラリ(パークB)、マッサージチェア(パークB)、ワーキングスペース(パークE)、足湯ラウンジ(パークD)、シアタールーム(サンD)あたりは今後もかなりお世話になりそうかなと思いました。
その他、いたるところにソファがあるので、家庭で居場所がないお父さん、親と喧嘩した子供などは様々な場所で時間を潰すことができます。
※2023年のBEYOOOOODSのマスターピースです
パーティルーム等についてはまだ使ってもないですし、現時点ですでに2ヶ月先まで土日の予約は空いてないので正直使用感はわかりません(パーティする友達もいません)。今後も少なくとも半年くらいは抽選でしょう。
ちなみにマッサージチェアはもうすでに混み合う予兆を見せているので、後5台くらい追加購入してもらいたいです(切実)
交通について
すでに過去散々言われていますが、本物件については駅から徒歩20分であることが最大のウィークポイントです。デベ・行政もそれをバックアップすべくBRTステーション・都バス・シェアサイクル等で対策を打っていますが実際の使用感・所要時間を実体験に基づき述べたいと思います。
カーシェア
ハルフラの地下駐車場には、分譲の各街区に居住者専用のレンタカー(カレコ)があります。
自分が住んでいるSUNには5台(水素、EV、ハイブリッド)あり、賃貸棟には2台あるようです。
使用感は
30分から、10分単位で借りれる。150~200円/10min (次の予約がなければ延長可)
事前に登録を済ませておけばスマホで予約するだけ。空いてたら即使える
EVであればガソリン給油必要なし。駐車場にEVチャージャーがあるので帰ったら差し込むだけ
支払いはカード払い。鍵返したらそれで終わり
地下駐車場に平置きなので雨に濡れずサクッと借りれる
で、初めて使ったとき便利すぎて車いらねえじゃんってなりました。というか便利すぎて3日連続で借りました。
レンタカー特有の「車返した後、家まで移動するのがダルい」みたいなこともなく、家が地下駐車場直結なので家具、家電など公共交通機関での運搬が困難なものなども簡単に運べますし、マイカー感覚で使えるのは正直最高です。
駐車場代などを考えるとむしろ所有よりも使い勝手がいいまであります。
ただ、便利なことがわかってしまうと争奪戦になってしまうので、借りたいとき借りれないなんてことも今後起きそうと思いますし、正直設置台数倍にしてほしいと思います。
自転車
住居者は無料で電動自転車を借りれますし、街のいたるところにdocomoのシェアサイクル(赤チャリ)がありますので、乗ろうと思えばすぐ自転車に乗れる環境にあります。
私は入居に伴い、電動自転車を一台購入しておりますが、長時間外にいる&有料駐輪場を使う必要がある→赤チャリ、その他の場合→マイ自転車と、使い分けて使用しています。
所要時間については、ざっくり
<勝どき:6分、月島、豊洲:10~15分、銀座、新橋、浜松町:15~20分、有楽町、日比谷、東京駅:20~25分>
という感じでしょうか。。。
電動自転車であれば息が上がるということもないですし、気温と赤チャリの座面の硬さに耐えられる尻をお持ちの方は余裕の使用範囲だと思います。
個人的には運動にもなるし、海や浜離宮恩賜庭園の緑、タワマン群などの景色を楽しみながらサイクリングするのは全然苦じゃないので、わりと気に入ってます。
都バス・BRT
前評判だと「所詮バス便マンションでしょ」とか「BRTがうまくいくかで評価が変わってくる」みたいな見方もあったかと思いますが、実際の感想は使い勝手悪くない、むしろ良いって感じです。
BRTについては、新橋10分以内につくのはかなり便利です。
後乗り心地も地味に良く、電車並です。東京都やるやん。
特にサンビレF棟一階にあるカフェでバスを待てば、バス便弱点の「バス待ちがダルい」がかなり解消されます。カフェからバス停まで歩いて10秒だし、ガラス窓通じてバス停が見えるので、適当にTwitterしながらバスを待つ事ができます。快適。
短所は便が少ないこと。特に本数が少ない時間帯は逃すと20分待ちですのでかなり致命的です。本数の多いターミナル駅近マンションに比べると明確に弱い点かなと思います。
都バスについては、都05-1を使えば築地~銀座~有楽町~東京へ30分でいけます。東京→晴海方面行きの場合、銀座四丁目あたりからバチ込みしてるので、東京~有楽町あたりから乗るのであればありかなと言う感じです。
でも乗り心地はそんな良くないし、立ってまで乗りたくないかなと思います。
今は、新宿・渋谷に行きたいときは新橋へBRT、東京・銀座・有楽町に行きたい時は都バスという形で使い分けており、概ね快適です。
電車に比べるとどうしても便の少なさが気になりますが、所要時間は許容範囲内なので、バス出発時刻から逆算してスケジュールを決めることでなんとかカバーしている形になります。
資産価値はどうなる?
本マンションは、周辺のマンションに比べ海が近く、対岸までの距離があるため、内庭ビュー・一部の住戸以外はマンション同士のお見合いになりにくく、窓から風景(特に海)が広く見える所が差別化ポイントとなります(海の近さ、そらが見える広さでいうと晴海三兄弟、ブランズタワー豊洲と同等かそれ以上、他はより良い条件のところは湾岸の中でもあまり無いのかなと思います)。
また、板状棟がそこまで高くないため、道路から風景を見たときに空が非常に広く感じられるところも魅力の一つかと思います。
加えて、思ったより交通の便が悪くないことも分かったので、交通の便を危惧して敬遠する方も今後は少なくなるんじゃないかと思いますし、そもそも
中古市場でも都内でアクセスが良いところであれば坪300万円代が少なくなっていること
引き続き建築費が上昇するため、新築物件の価格上昇と当面は住宅価格は下がらないという見通し
近隣住戸との価格の兼ね合い
通勤圏内である、豊洲・東京駅・新橋・日比谷・有楽町・銀座が勤務地である住人の属性と想定収入レンジ
を鑑みると、客観的に見ても現状の売出し中央レンジである坪400~500万でなら「妥当じゃないの」と思わなくはないですし、400万を切るようであれば「安い、買いやんけ!」と感じます。後述するオススメ棟であればさらに高くなる可能性もあります。
更に、今後の築地再開発、晴海駅の開発を考えると今後も価格は伸びそうですし、後5年くらい待てば後坪50~100万くらい高くなってもおかしくなさそうです。
SEAを除く、サンとパークの各棟だけの個人的な感覚でいうと
・Tier 1 : パークA /サンA/パークB / サンF すべて海側 5階以上
レインボービューが無敵だが、低階層は公園から丸見えのためキツい。パークBはエントランスが一番豪華でコンビニにも一番近い、サンFはほぼBRT乗り場直結なのが最強
・Tier2:サンB /パークF 海側 及び パークD/サンD
パークF、サンBはレインボービューがあるが、A棟には劣る上、ららテラスやBRTバス停には少し遠い。サンDはららテラスやBRTステーション、はるみらいに一番近く利便性が神だが海側も眺望が劣る。パークDはエントランス周りが和風ホテルの様な作りになっていて、一番高級感がある。もちろんサンD/パークDの内廊下も高評価ポイント。
・Tier3:サンC / パークE 海側
サンCはサンDに続く利便性の良さだが、眺望は他のレインボービュー住戸に劣る。また、パークEは眺望良いが、近隣施設に少し距離がある。
の順で今後人気が出る(=坪単価が高くなる)んなるんじゃないかなぁと思います。全体的には、海が見える住戸は中庭ビューよりもリセールバリューが出るのかなと。
もちろん希少性の高い4LDKなどはこれらに追加でバリューがつくと思いますし、共用施設の好みによってまた評価変わってきそうですけどね。
もし購入を検討されている方がいるのであれば、上記住戸は売り出しを狙っても良いかもしれないですね。海ビュー・約坪400万・上記Tier住戸なら今のうち買っとけ!!
最後に
引っ越して一番良かったなと思う点は、空、住宅、海、夜景のスケールがとても大きく、観光地で感じるような心洗われる非日常の風景を、日常的に見ることが出来るようになった点です。
仕事やスーパーからの帰り道、自転車でふと空を見たときに思わず写真を取ってしまいたくなるような光景をすぐ、いつでも見れることは自分の人生のQOLを上げてくれたような気がしますし、四季の移ろいで風景がどう変化するかなどもじっくり時間をかけて経験していきたいですね。
また、街が少しづつ開発・成長していく様子を見ていけるのも今だけの楽しみですが、毎日変化を感じながら楽しく過ごしています。
弊マンションに興味が無い方でも一度その景色だけでも見に来ていただければ幸いです。
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