自称、ジャージが似合う女。
デザインがかわいいジャージをとあるお店で見つけた。
好みどストライクだった。
いわゆる一目惚れである。
こんな事ってそんなにない。
しかし、しかしだ。
値段が、全然かわいくないのだ。
四捨五入すると一万円である。
福沢諭吉、いや、今なら渋沢栄一の方が見るかもしれない。
ATMでお金を下ろすと、出てくるのは栄一だもの。
もう「諭吉がとんでいく…」とは言わないのだろうか…?
普段、しま◯ら、G◯、ワーク◯ン、に相当お世話になっている者からすれば、このお値段は即決できない。
私はおしゃれ人間ではないので、必要に迫られないと、衣類にお金をかけない、かけられない。
でも、ちょっと高くてかわいい服ってやつは、着ると気分が上々になる。
買うまでにすごく迷うけれど。
この値段でアレ買えるやん!になるけど。
結局、悶々としながら気になったジャージを購入しなかったが、諦めきれず、通販サイトを見てみたら売り切れていた。
やっぱり買えばよかったか…。
この歳になると、洋服って悩む。
若い頃から無難な服が多かった。(たまに流行のも着たけど)年齢関係なく着れそうな物ばかり選んでいると思う…でも実際はシルエットとか、なにか違うのかもしれない。
昔はゴスロリやレトロな着物に憧れたけど、似合わないから一度も着たことがない。
あと、着るならこだわりたいので、一式揃えたり、手入れを考えると面倒くさいが勝ってしまうのもある。
体質もおしゃれじゃない。
肌に何かつけるのも好きじゃない。
ハンドクリームとか苦手。
必要な時は使うけど。
私は鈍臭いから、ネックレスはなんかしまりそうだし、指輪は武器になりそうだし(メリケンサック?)ピアスは引っかかりそうだし、イヤリングは痛い。
昔買ったイヤリングを失くしたし。
イヤリングがイカリングに見えたのは、気のせいだ。
腕時計は大丈夫だけど。
昔、ブラックな職場でお気に入りの腕時計を失くした時は、相当ショックだった。
相棒だったのに。
辛い時に腕時計見て頑張ったのに。
(はやく帰りたいという…)
ベルトもかわいいのを持っているけど、あまり使いたくない。(なぜ買ったのか…)
つくづく自分はおしゃれの反対側にいるなぁ、と思う。