本業移籍 直営店→FC店へ
1か月の空白期間が過ぎ、いざ、移籍先へ。
一年前に前ゴールド店長をはじめ、他の3人も一緒に4人まとめて総辞職。
一気に店舗は休業状態に。
一人だけ日曜日にバイトとして残り、週に1回日曜日だけかろうじてやってますな店としてギリギリ存続。
旧店長はゴールドバッジでトップクラスの腕の持ち主だったようだ。
こっそり顧客に営業活動をして引き抜き、辞めた後も近くのレンタルルームで施術をしたり出張整体をやったりと好き放題。
残ったバイトの一人もそういうスタイルでいたようだ。
怪しすぎる。
閉店ガラガラ状態だった店に、キックボクシングのプロ選手が新店長として就任。
私の同期だった。
そのキックボクサー整体師が店長となり、私と一緒に店を立て直そうという意気込みで入社。
しかし、入社直前に交通事故で足首骨折
キックボクサーがキックできない、整体もできない。
結局また日曜のバイトくんだけになっていた。
そこへ私が入社。
実質ひとり整体院
話が違うなー
入社面接では、独立開業の意欲を伝え、5年以内で開業する旨を伝えていた。
いきなりひとり整体院
不安たっぷり。
骨格調整がウリのメインメニューなのに、まだ研修受けてないからほぐしとフットケアしかできない。
かなりヤバい店。
翌月すぐに研修へ。
2か月前に直営店を辞めた私がすぐにカムバックしたものだから、みんなびっくり。
1wの研修を終え、ついに骨格調整デビューへ。
でもまだボキボキ整体はできない。
ボキボキはまだまだ先。
一人整体院でフルメニュー対応可能になった。
だが、そんなにすぐに新規客が来るわけじゃない。
まずは直近一年に来た方たちのカルテから、店舗再開のお知らせ電話を片っ端からかけまくり。
「あら~つぶれたと思ってました~」
って何度もいわれ、かなり不信感モリモリだったようだ。
そりゃそうだ。
オレンジの目立つベンチコートを着て
「今すぐご案内できます」と書かれたプラカードを首からかけて駅前で通行人に声をかけ、チラシを手渡しして呼び込み。
もう一度認知度を高める必要があった。
チラシを折りたたんでポケットティッシュに詰め込み
店頭で手渡し呼び込み。
DMも何通も送った。
少しずつ新規客、カムバック客が増えてきた。
しかし、思うようにリピートができない。
本部から店舗に来てもらって個人レッスンを受けた。
日曜日は自分は休みにして、バイト君とシフトをかぶるようにした。
売上が上昇。
やはり日曜日需要が強いことが分かった。
しかし、バイト君はいままで彼がひとりで見ていた方をこっちに振ることを強く拒んだ。
一人のお客さんを2人でリレーするのがカラファ●式。
それができないんじゃ本末転倒、ロスが多い。
あとからきたペーペーがおもしろくなかったんだろうな。
こちらのアツい思いとのギャップがかなりあり、うまくマッチできなかった。
そうこうしているうちに、バイト君は辞めていった。
本当に完全一人整体院になった。
新たなスタッフが必要。
45歳のほぐし経験ありのおばちゃんがバイトで加入。
オーナーがかなり気に入ったようだ。