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ファンタシーを具現化できる男たち 第3位
アダルトビデオには、実際にはありえないような変態プレイや変態シチュエーションが結構ある。つまり、少なからず、世の男性にはそういった願望があるという事だろうか。そして、実際の恋愛にそういった変態プレイを取り入れられる勇気ある男達はどれくらいいるのだろうか。
ということで、実際に付き合った男性を比較して、そういった変わった性癖の要素があったと思われる男性ベスト3を紹介しようと思う。
第1位:おしっこを飲む男+α
第2位:お尻に入れたがる男
第3位:屋外プレイをしたがる男
というわけで、私は割とファンタシーを具現化する男性と付き合っていたのだろうか?それともこんなものは序の口なのだろうか。
第3位 屋外プレイをしたがる男
彼をミスターRと呼ぶ。
彼は非常に頭が良く、見た目もスマートで、知的で芸術的な人だった。
でもサディストで、私はよくいじめられたいた。文字通り、わざと困らせて痛めつけては遠ざけ、遠のけば近づけて、人の心を支配していた。恋愛をしている自分に酔うタイプで、自分以外の周りの人を傷つける事に罪悪感はなく、ナルシストだった。
彼との恋愛は一言で語れるものではなく、後に何度か登場することになる。ひとまず今回は彼の性癖に注目する。
仕事帰り、いつも井の頭公園で待ち合わせ、車で移動し、東八道路を通って、野川公園で楽器の練習をしていた。当時、ミュージシャンになることを夢に見ていた20代前半の私。
彼は私よりも10歳以上年上で、不安定な私とは対照的で、冷静沈着、全てが意図的で、人をコントロールする事に長けていた。
近くのファミレスで食事をした後、近くの河川敷で夕日が沈みかけた夏、練習前に川辺を二人で散歩していた時の事だ。
平日の19時ごろで、周りには人は誰もいなかった。彼と私は川辺に座り、彼が私に自分の上に座るように言った。
私は彼と向き合うような形で彼の上にまたがった。
密着すれば互いに性欲を借り立てられる。
彼の股間が硬くなるのを感じて、私もパンツの中が濡れているのを感じていた。
彼はいつもの悪戯な、頬を少し赤らめたエッチな顔をして、このままパンツを脱いでよと私に言った。
彼は鋭くて冷たい遠い目をして、恥ずかしそうな顔をする私を見て笑った。
その顔が、妙にセクシーに感じたのを覚えている。
対岸にカップルが歩いてくるのが見えた。
人が来るよ、と私が言う。
彼は、見せてやろうよ、と言いニヤリと笑った。
恥ずかしいよ、と私は言いながらも立ち上がる事はなく、既にパンツを片足だけ外して脱ぐと、彼のズボンのファスナーをおろした。
そのまま私たちは一体となって、静かな快感に打ち震えていた。
対岸に人がいるのはわかっていたが、私たちはニヤニヤとしながら重なっていた。
思うに私も彼とのランデブーを楽しんでいたのだと思う。
私も変態なのか?そういう性癖があるのか?
そんな雰囲気だったから、大人の彼に逆らえなかっただけなのか?嫌われたくないから?彼をがっかりさせたくないから?
第2位に続く…↓