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ファンタシーを具現化できる男たち 第1位


前回の記事「第2位」はこちら↓

アダルトビデオには、実際にはありえないような変態プレイや変態シチュエーションが結構ある。つまり、少なからず、世の男性にはそういった願望があるという事だろうか。そして、実際の恋愛にそういった変態プレイを取り入れられる勇気ある男達はどれくらいいるのだろうか。

ということで、実際に付き合った男性を比較して、そういった変わった性癖の要素があったと思われる男性ベスト3を紹介しようと思う。

第1位:おしっこを飲む男+α
第2位:お尻に入れたがる男
第3位:屋外プレイをしたがる男

というわけで、私は割とファンタシーを具現化する男性と付き合っていたのだろうか?それともこんなものは序の口なのだろうか。

前回の記事より

第1位 おしっこを飲む男+α

私が19歳の時出会った彼は、35歳だった。彼をミスターMと呼ぶ。彼はダントツで「普通」とはかけ離れた暮らし、性生活、趣味嗜好、生き方の男だった。彼の本質は、当然19歳だった当時の私、小娘には理解できるものではなかった。4年程付き合ってお別れし、更にその数年後、共通の友人から時効だからと言うことで、色々聞いて知る事となった。出会った時の彼の年を優に超えた今は、更に色々と見えてきた事がある。

彼の事も、詳細は別の機会に語る事として、今日は彼の性癖にだけ着目する。

彼は最初から屋外でのプレイや、手錠、紐で縛る、目隠し、おもちゃを使うなど、SMプレイも大好きで、SとM両方の顔があった。私を弄ぶ事もあれば、逆に弄ばれる事も好み、縛られるのも好きだった。刺激的なセックスが好みで、35歳という年齢を感じさせず、1日に5回はセックスができた。

彼はAVのプレイを1つ1つ具現化する、まさに今回のテーマにぴったりの男で、ある時はお台場の倉庫街にある建物の屋上駐車場の多目的トイレの中や、街中の雑居ビルの人気のない屋上、観覧車の中、車の中はもちろんセックスしたし、走っている車の中でも私の陰部を触りながら運転したり、逆に私に自分のペニスを舐めさせながら走ったりもした。夜の人が疎らな特急列車の座席でも、私の陰部を触ったり、深夜の臨海公園の護岸の岩の上でもセックスしたし、自分の住むマンションのベランダでもセックスした。

ある日深夜の公園で、彼は言った。

「おしっこしている所が見たい」

人気のない広い公園だが、ところどころ街灯があったから、真っ暗ではなかった。

私は彼に恋していた。

19歳で大学に入ったばかり。それまでは地元の小さなコミュニティにしか属しておらず、世間知らずだった私に、彼の業界(音楽業界にいた)を垣間見せ、都内のありとあらゆるおしゃれスポットへ連れて行き、食べた事のない美味しいご飯を食べさせ、深夜のドライブ、みなとみらい、旅行、大学への送り迎え、家までの送迎、宝石のプレゼント、全てにおいて大切にされていると錯覚していたから、彼のリクエストを拒む理由はなく、彼の願いも叶えてあげたいと思っていた。

恥ずかしがりながらも、半分は未知の体験を楽しんでいただろうか。当時の気持ちは覚えていない。

彼は手にしたポラロイドカメラを使い、深夜の公園の道端で、しゃがんでおしっこをする私を撮影した。

その写真を彼は自分の部屋のマンションのベット脇の棚の引き出しにしまっていた。もろもろのおもちゃと一緒に。

そしてある日、

「おしっこをぼくにかけて欲しい」

部屋でするのは掃除が面倒だからと、彼は裸になって風呂場の床に仰向けになった。

「顔にかけて。飲むから」

そう言われても、流石に人におしっこをかけるのは抵抗があった。

「なんか、やっぱり無理。出ないよ〜」

私は彼の顔に立ったまま跨ってみたものの、そもそも局部を真下から人に見られながらおしっこをする経験はなく、緊張しているのかなかなか出ない。

「大丈夫。待ってるから。」

しばらくその態勢でいると、この為に我慢して貯めていた事もあり、チョロチョロと出始めた。彼の口元に向かって、おしっこは流れていく。

彼は口を開けて、私のおしっこを含み、時々口を閉じて飲み込んでは口を開け、受け止め続けた。

一度出始めるとなかなか止まらない。それでも彼は最後まで私のおしっこを浴び続けた。

興奮した彼は、そのまま風呂場でセックスをし、私の顔に射精した。

「俺のも飲んでみて」

私にはそんな趣味はなく、躊躇したが、彼の物欲しげな子供のような顔を見ると、やはり期待に応えてあげたくなった。

彼は私の口に向かってペニスを持ち上げると、躊躇なく尿を吐き出した。

生温かい、ぬるいお茶?のような温もり。それは心地よく感じたが、舌に触れ、味を認識した瞬間、苦い!そして、アンモニア臭が鼻をつく。

しかしながら、恋?とは盲目。嫌悪感は無く、愛しの彼の一部を、なんとか飲み込んでみた。

しかし体は正直だ。
オエッっと飲み込んだものが喉の奥から上がってくる。

それでも、数口頑張った。

人生初、尿を飲んだ。

私にとっては、全く欲情する経験ではなかったが、現実逃避なのか、不味いものを飲まなければならない「今」この瞬間を忘れるためか、これで砂漠で迷子になっても、海の上で漂流したとしても、尿を飲んで生き延びられるかもしれない、なんて事が脳裏に浮かんだ事を今も覚えている。

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