二十祭を見た元渋谷担の感情吐き出し場

※見て気分の良いものではないかもしれないです。自己責任でお願いします。ただの元オタクの肥溜めです



7人じゃない、関ジャニ∞じゃない彼らを初めて見ました。


前提として。

私は中学生1年生の時に彼らに出会いました。
それまでも様々なアーティストのライブには行っていましたが、全て親の付き添いでした。

自分の意思でライブに行きたい!と思ったアーティストは関ジャニ∞が初めてでした。

十数年経った今でも私はオタクですが、オタク人生の原点は間違いなく関ジャニ∞で、渋谷すばるです。
(余談ですが、今振り返ると歴代の推し全員に渋谷すばるの面影があって笑ってます。
雛鳥が初めて見たものを親と認識するように、オタクは初めて好きになった推しを求めてしまうものなんですね。オタクって愚かだ。これは自戒です。)

しかし、私は彼が脱退する頃は既にeighterではありませんでした。

ただeighterの友人は多く、ありがたいことにライブに誘っていただいていたのでライブだけは毎年参加していました。

彼がいなくなってからは誰からも誘われなくなりました。

脱退発表、衝撃はあったものの既に自分は関ジャニ∞から離れていたので他人事のようでした。

それもあってか、私は今でもあの会見を見ていないしバラエティー番組や歌番組の最後も見ていません。

今思えば見るのが怖かったんだと思います。今でも見る勇気はないし、見る気もないです。

ライブにも行かないから曲も聞かないし元々テレビも見ないので、彼がいない関ジャニ∞にほとんど触れることなく過ごしていました。

ただ、やはりカラオケに行けば昔の曲を歌って盛り上がるし、当時の友人とあの頃の話をして懐かしんだりしていました。

関ジャニ∞は、私の人生に当たり前にいる存在でした。


そして、今回のライブ。

セトリを見た時、行きたい!!!この感情しかなかったです。

ありがたいことに友人に誘っていただき今回のライブに参加することが出来ました。

うわーー!関ジャニ∞のライブひっさしぶりだなーー!めちゃくちゃ楽しみーー!

当日までこの感情しかなかったです。

ライブ泣くかな〜。流石に泣かないだろ〜(笑)
と思いながらもしっかりと厚手のハンカチを鞄にしまいました。
ペンライト持っていっても振る色ないしな〜(笑)
と思いながらも色が変更出来るタイプのペンライトを鞄にしまいました。

「あの頃の関ジャニ∞のライブに久しぶりに来た」
公演が始まる直前までこの気持ちでした。
セトリは見たもののほとんど覚えてなかったため、何が聞けるかな〜と純粋な気持ちでした。


公演が始まり、1曲目はとても楽しく見てました。


2曲目からダメでした。

楽しく見てたのに、何故か途中から涙が止まらなくて。
この曲で気付きました。
1曲目のいろは節はアレンジが入っていたから気付きませんでした。
今まで聞いていた音源と同じなのに、同じ曲なのに、彼の声がしないことに気付きました。

たくさん聞いたから覚えてて、頭で次の歌詞はあの声だって思ったのに、別の声がきこえて、いつまでの彼の声は聞こえなくて。

ここで初めて「彼はこの場にいないこと」「私の好きだった関ジャニ∞じゃないこと」に気付きました。

ここからライブが終わるまでずっと泣いてました。

あまりにも思い入れの多い曲ばかりで、あの日この場で彼が歌っていた曲ばかりで、辛かったです。

久しぶりなのに振り付けもちゃんと覚えてて踊れるのに、ずっと泣きながら見てました。

∞o'clockの歌詞が、勝手にしやがれの歌詞が、知ってるものと違って、当たり前なのに、今まで触れていなかったからそんな違いに驚いて勝手にまた辛くなって涙が止まらなくて。

「10年後またここで会おうよ」と歌っていた彼がいなくて。


渋谷すばるがいるこのライブが見たかった。

この感情でいっぱいになってしまいました。

今の彼ならどんな風にこの歌をうたうんだろう。
ユニット、ソロ、何を選ぶんだろう。
今のアーセナルはどんななんだろう。
どんな風にeighterへの愛を表現してくれるんだろう。

考え出したらキリがなくて、悲しくて、悔しくなってしまいました。勝手に。

みんなが楽しそうにライブを見ている中、こんな気持ちになってしまう自分が嫌で仕方なかったです。

ライブ、本当にすっごく良くて。
トランペットだけでも苦戦してたのにあんなにギターが弾けるようになってるなんて知らなくて感動しました。
病気で強い光がダメなことはなんとなく知ってたから、サングラスなしであんなに素敵なパフォーマンスしていることに驚きました。
会場がピアノの音だけになったとき、あんなに手を震わせながらピアノ弾いてたのに…と感動しました。
いつまでも我儘末っ子だと思ってたけど、後輩が出てきた時の対応を見て指導者の片鱗を見て驚きました。
ベース、かっこよくて。当時も凄いなと思っていたけど全然クオリティが違っていて本当にかっこよくて、おふざけしてる時とのギャップがやっぱり素敵だなって。

MC聞いてたらあの頃と全然変わってないのに、凄い成長を感じて、私の中の空白の期間にとんでもない努力を彼らはしてきたんだな。と。
どんどん凄くなるグループの中に、彼がいないことが悔しかったです。

最後の挨拶、安田さんがペンライトを赤にしてって言っていて。
一応持ってきてはいたけど、ずっと鞄にしまったままだったペンライト。
堂々と赤にすることが出来て、あの場で赤のペンライトを振ることが出来て、本当に、本当に本当にとっても嬉しかったです。
嬉しくて、幸せで、でも悲しくて、涙が止まりませんでした。


家に帰ってから渋谷すばるのいる関ジャニ∞が見たくて
あの頃のライブDVDを見ました。
アイドルの渋谷すばるは本当にかっこよくて素敵で、
ああ、私の原点の人だなあと、涙が止まりませんでした。
この7人の、今の、あのセトリのライブが見たかったなあと思ってしまい
最後までライブDVDを見ることができませんでした。

DVD見てる途中で今日の公演のことを思い出して、
5人と、それを見ているeighterが羨ましくて堪らない気持ちになりました。


本当に、本当に楽しかった。
心から来て良かったと思いました。
でも、もう、来ることはないかもなとも思いました。
私はあの日からまだ一歩も進めていないことに気付きました。
当時まだeighterだったら、進んでいたと思います。
進まなきゃ行けなかったから。
でも、ずっとここに留まり続けたいと思ってしまいました。
思い出の中にいる、あの頃の関ジャニ∞が大好きで、忘れられなくて。でもその関ジャニ∞はどこにもいなくて。
どこにもいないことをこのツアーで突きつけられてしまって、辛くなってしまいました。

あのライブを見て、マイナスな感情を抱えてしまったことが本当に申し訳なくて、一緒に行った友達にもいまだに仲良くしてくれる元・現eighter達にも言えなくて。

こんな形でしかこの思いを供養出来ないけど
自分の備忘のためにも
この感情を形に残しておきたくて


関ジャニ∞が、大好きだった。
今でも関ジャニ∞が大好きで、
自分の中でこんなに渋谷すばるの存在が大きいなんて知らなかった。
でもそれは多分、「関ジャニ∞にいる渋谷すばる」が好きなんだろうな、と同時に
「渋谷すばるがいる関ジャニ∞」が好きなんだなと思いました。

「渋谷すばるがいる関ジャニ∞」を好きになって、必死に応援することが出来て良かった。
あの頃の私は間違いなく、毎日幸せでした。

これからもずっと私の中の大切な存在です。


いつか、もし気持ちの整理がついたら、
心から楽しめるようになったら、
またSUPER EIGHTのライブに行ってみようかな。



なんて、そんな日が来るのかな。






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