【FE風花雪月】おーいエーデルガルト、野球しようぜ~!【蒼月なしルナ】
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蒼月の章 EP.22 短剣の誓い
アンヴァル市街を制圧し宮城みやぎではないへの道を切り開いた王国軍。皇帝エーデルガルトとの決戦が迫ります。宮城に入り再度各キャラが一言ずつお気持ちを述べてくれます。皆の士気が高まりディミトリの号令で最後の戦いに臨みます!一方エーデルガルトはラスボスの風格を出すためにここに来てキモカワ系に路線変更。情が湧かないように、一思いに倒せるようにデザイン変更した制作の粋な計らいでしょうか?知らんけど。
帝都決戦 攻略
正真正銘のラストバトル。戦闘開始前の準備画面からラスボス戦BGM「この世界の頂で」が流れテンションが上がります!ラスボス戦がメインテーマのアレンジなの、オタクの心に突き刺さるのでどんどんやってください。
さてこのマップ、最終戦ということもありますが他ルートを含めて最難関クラスです。マップは複数の部屋に分かれていてその中には多数の敵兵が待ち構えています。各部屋の侵入口は狭く部屋に入るとあっという間に敵兵に囲まれてしまいます。また、間接攻撃を持つ敵兵が多く壁の反対側からも絶え間なく攻撃されます。1体ずつ敵を減らして慎重に進軍したいところですが、そういうわけにもいきません。
その理由はこのマップの敵将にして蒼月の章ラスボスの覇骸エーデルガルト。自軍のスタート地点から最も遠い玉座に待ち構えているのですが、「炎の紋章の力」によりなんと最大32マス先の自軍ユニットに対して攻撃してきます。下の画像の通りマップの大部分がエーデルガルトの攻撃範囲です。これを見るとわかると思いますがほとんど安地が存在しません。
エーデルガルトは基本的にはディミトリを優先して狙ってきますが、2回行動してくるためディミトリともう1人の物理耐久力が低いユニットは毎ターンエーデルガルトの攻撃を受け続けることになります。幸い命中率はべらぼうに高いわけではないので、耐久の低い後衛ユニットでも避けてくれることはありますがそこまで過信もできません。この攻撃はエーデルガルトのいる玉座の間に入ることで止まるのでなるべく早めに進軍したいところです。
まずは右の庭園にいるネームドユニットのミュソンを撃破します。見た目がモブユニットと同じなため気付きにくいですが、「ボーアχ」という命中時相手のHPを1にするというバカ技を使ってきます。効果の通り風花雪月版心無い天使。射程も11マス先まで届くので、先述のエーデルガルトと組み合わさると非常に危険。手前に魔獣や重装兵がいて直接攻撃しにくいためミュソンの攻撃範囲に"ブレーダッドおくだけ"ことディミトリを放って先制攻撃により撃破。
ミュソンは闇に蠢く者たちの幹部であり、ミュソンを撃破すると指導者を失った下っ端たちは撤退します。コルネリアやタレス(アランデル公)といい青ルートは主人公らが知らずして闇に蠢く者たちを轢き潰してるので彼らの印象は薄くなりがちですね。闇に蠢く者たちについては他のルートではもう少し掘り下げてくれます。
相手ターンになると先述の通りエーデルガルトが遠隔攻撃をしてきます。「爆ぜ散るがいい」と平等院先輩のような掛け声とともに顔面に向かってストレートを投げてきます。2回行動なので、アドラステア帝国のエースピッチャーのエーデルガルトの投球を1ターンに2度拝めます。長い腕を使った獣の巨人さながらの投球フォームは一見の価値あり。甲子園球場ならぬアンヴァル球場宮城で世界の命運をかけた試合を繰り広げることになるとは…。まあこれ野球というよりはドッジボールなんですけどね…?
左の部屋は宝物庫です。ドーピングアイテムが拾えますが、わざわざ宝箱を開けるのにターンを消費してしまうのでスルーします。敵兵は後々邪魔にならないように倒しておきます。
中央の大広間は左右の部屋にある魔道砲台や弓砲台からの攻撃に晒されます。…てかなんで宮城の屋内に砲台があんだよ教えはどうなってんだ教えは!ミュソンを撃破したことにより左右の部屋の敵数は少なくなったので早急にそれぞれ撃破します。ただし奥の玉座の間にいる遠距離魔法持ちの攻撃範囲に入ってしまうと玉座の間の敵が一斉に動き出してしまうので大変なことになってしまいます。また、砲台の部屋にいる魔獣は障壁スキル「対魔法装甲」により魔法攻撃を無効化します。障壁を破壊してしまえば魔法攻撃が効くようになるので物理ユニットから殴るようにすればOKです。
大広間左右の砲台を潰したら次は玉座の間の敵を排除します。いろいろ考えた末に"ブレーダッドおくだけ"でいいじゃんとなりディミトリを玉座の間に放り込みます。かなりの敵兵に囲まれますがいずれも攻撃系の計略を持っていないためディミトリの先制クリティカルで粉砕。1ターンで12体の敵兵を葬ってくれました。ほんっとつえーわこれ。
本来はここで初見殺しの増援が現れます。玉座の間に入ると左右から遠距離魔法持ち魔法兵が計4体現れます。今までの例に漏れず即行動してくるので玉座の間に入ったユニットが袋叩きにされてしまいます。しかしディミトリにはそんなものは通用せず全て先制でなぎ払ってくれました。玉座の間に自軍ユニットが進軍することで迷ピッチャーエーデルガルトはマウンドを降りてくれます。
後はベンチにいるエーデルガルトを叩くだけと思いきや左右の階段から無限に増援が現れます。この増援は階段を自軍ユニットで塞ぐことで止められるのでもう出番が無さそうな人に留守番してもらいます。
エーデルガルトは遠距離用装備から近距離用装備に変わり攻撃力が上がります。HPストックは3つあるため合計4回倒す必要があり、ストックを削る度に「待ち伏せ」→「攻め立て」→「怒り」と厄介なスキルが増えていきます。特に「待ち伏せ」が発動すると自軍ターンでも先にエーデルガルトに攻撃されてしまうため攻撃するユニットの残りHPに気を付けないといけません。また、今までの魔獣と異なりアーマーブレイクしてもピヨピヨ状態にならないためいつものようにアーマーブレイクからのタコ殴り戦法は使えません。他にも「大将星」「魔物特効無効」「応撃」を備えておりまさにラスボスにふさわしいスキル構成。
「応撃」により後衛ユニットは攻撃に参加しにくいので、前衛ユニットで攻撃をしますが「待ち伏せ」を発動させないように一気に削り切りたいです。まずは相手ターンにディミトリの反撃で削ってもらいます。自軍ターンで神速の構えで一気に距離を詰め計略で障壁を破壊します。火力の高いユニットを残してHPストックを削っていきます。最終ストックはHP199にもなり最初の倍近い体力になりますがなんと訓練用籠手を装備した先生1人だけで削り切りました!英雄の遺産なんて無かった、いいね?
まだ控えのユニットがいてさらに行動済みの味方を再行動させる「女神の舞」の計略が残っていたのですが、それも使うことなくエーデルガルトを撃破。ルナティック最難関と呼ばれる本マップですがかなり余裕をもってのクリアとなりました!これも初めからチマチマ稼ぎをしていたおかげですかね?全力を出せる戦いがこの1戦しかないのは名残惜しいですがこれにて蒼月の章はクリアとなります。
戦いに敗れ元の姿に戻るエーデルガルト。ディミトリが手を差し伸べますが最後の抵抗でディミトリに渡された短剣で攻撃します。やむなくディミトリも反撃しエーデルガルトは斃れます。結局最後までお互いが手を取り合うことはありませんでした。ところでエーデルガルトが投げた短剣はかなり深くディミトリに突き刺さっているのですが、膝を屈した状態のサイドスローorアンダースローでそんな深く人体に刺せるもんなんですかね?皇帝ではなく野球選手として生まれたならきっとその名を世に轟かせていたことでしょう。
ムービーの後はエピローグが流れます。皇帝を失いアドラステア帝国は滅亡しました。その後ディミトリは戴冠を受け正式にファーガス神聖王国の王となります。帝都から救出されたセイロス正教会の大司教レア様は大司教の座を先生に譲ります。その後は新たな国王と新たな大司教がフォドラの統治に尽力しましたとさ、めでたしめでたし。
エピローグの後は決戦の前に選んだキャラに先生が指輪を渡すイベントが流れます。今回選んだ相手は……なんとギルベルト殿。なぜ妻子持ちのおじいちゃんを選んだのか?別に老け専をカミングアウトしたいわけではなく、後々の指輪イベントの回収のためなんです。いや本当なんだって。
一部のキャラはこの指輪イベントを見なくてもギャラリーでイベントを見ることができるようになるのですが、ギルベルトはそのキャラに該当しないため自力で回収する必要があります。しかも青ルートでしか味方にならないため今回ちょうどいい機会だと思い回収しておくことにしました。特典として最後に本名を教えてくれますがファーストネームとファミリーネームはみんな知ってるのでせいぜいミドルネームを知れるくらい。え?なんていうか知りたいって?自分でやりなさいよもう~、最近の子はす~ぐそうやって楽しようとするんだから!
最後に一枚絵が表示されイベントはおしまい。なんか会話ウィンドウとイラストの顔が違うように見えますが安心してください、他のキャラもだいたいそうです。うまく言い表せないんですけど、なんか違うんだよな~
この後はいつものFEのテーマが流れながら各キャラのエンディング後のストーリーが表示されます。各々の支援レベルが高いとペアエンドとなり二人がどのように過ごしたか知ることができます。残念ながらペアを作れなかった人はソロエンドとなります。ん?どうして君は泣いているんだい?は~い二人組作って~
なぜかかわいい女の子が2人余ってしまうという異常事態に。先生がギルベルトを選んだとはいえなんで男ペアが3組もあるんだよ!ちょっとこの学級、"匂う"わね…。まあ青組は女子1人少ないしな~こういうことも起きますよたまには。
…とまあオチもついたところでホントか?≪蒼月の章 EP.22 短剣の誓い≫はおしまいです。無事に青ルートを最高難易度でクリアできましたね。次回は全体の振り返りをしてこのシリーズを終了します。もうちょっとだけ続くんじゃ。最終回もお楽しみに!