「自分は大丈夫」の意識を捨てる
本日1月17日、阪神・淡路大震災の発生(兵庫県南部地震)から30年です。
私が「地震で人が死なない社会を作りたい」と思った日です。
あの日から果たして日本は地震災害に強くなったか・・・?
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など、大きな地震が頻発。
そのたびに多くの命が奪われました。
そして、まだまだ日本には「耐震化されていない建物」が数多く残っていることも証明されました。
その原因は「大地震は他人事」で、「自分は大丈夫」という意識があることだと思います。
この30年で多くの地震が日本各地で発生したにもかかわらず、自宅を耐震補強しない、大型家具を固定しない という状況が続いているのは、「自分は大丈夫」という無意識レベルの認知ではないかと思うのです。
防災は、「自分は大丈夫」と思っていることに気づくことから始まると思います。
私は、まずは「意識」を変えていただくこと。そして、防災の間違った優先順位を正していくこと。
ここからしっかりとお伝えすることを使命として、今年も情報発信を行っていきたいと思います。
地震災害に強い社会は、一人一人の意識で実現できます。
ぜひ、「大地震を自分事」ととらえて、日々の備えを実践していきましょう!