映画「ナイブズ・アウト」を観てきた感想を書いてみる
先日、ふらりと映画を観に行くことにした。
今年初の一人映画である。
今回は「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を観てきたので、その感想を書いていこうと思う。
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」のあらすじ
舞台はニューヨークの郊外にある洋館。
ミステリー作家であるハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーの翌日、パーティーの主役であるハーランが自室で遺体となって発見される。
匿名依頼を受けた探偵ブノワ・ブランはパーティーの参加者である被害者の家族・家政婦・訪問看護師の事情聴取を開始するが……
被害者を中心にそれぞれの抱える秘密が明らかになっていく。
映画「ナイブズ・アウト」は監督もキャストもすごい
本作は2017年公開の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でメガホンをとったライアン・ジョンソンが監督。
ライアン・ジョンソン監督は以前からミステリー映画を撮りたいとインタビューでも発言しており、自ら脚本を書きおろしている。
また、探偵ブノワ・ブランは6代目ジェームズ・ボンドをシリーズ最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」で引退するダニエル・クレイグが演じている。
ハーランの訪問看護を担当する嘘のつけない看護師マルタ・カブレラにはエキゾチックな魅力を持つアナ・デ・アルマス、ハーランの孫で家族内でも問題児扱いされるランサム・ドライズデールをクリス・エヴァンス。
他にもジェイミー・リー・カーティスやマイケル・シャノン、トニ・コレットなどの名優が脇を固める豪華キャストとなっている。
ダニエル・クレイグ&ジェイミー・リー・カーティス インタビュー
(ネタバレ注意)
クリス・エヴァンス&アナ・デ・アルマス インタビュー
映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」の感想
閉鎖的な空間でおきた殺人事件に、全員が容疑者……
誰もが疑心暗鬼になるその状況の中、キーパーソンとなるのが嘘がつけない看護師のマルタだ。
故人の遺産相続に巻き込まれた彼女の言動が事件を解決へ導くかと思いきや、意外な展開に……
観ている側も翻弄させられるが、探偵ブノワも彼女に振り回されていたように思う。
さらに、事件をかき乱していく問題児のランサム。
彼は問題児ながら、頭が切れる。
相続問題に巻き込まれたマルタに手を差し伸べるなど、彼の行動の意味がわからず事件は解決どころか深みにはまっている気さえした。
また、ミステリー作家の子供やその配偶者が秘密を抱えていて、それぞれに動機があったことで容易には真犯人にたどり着かない。
ミステリーにはありがちだが、それでも犯人を考えながら観るのは楽しい。
しかし、複雑に絡み合った糸をほどくと結末は呆気ないものだった。
もしかしたら、この物語は誰も死なずに済んだかもしれない。
勘違いと策略がかみ合うようでかみ合わなかった結果が、一人のミステリー作家の死へとつながったのだ。
謎解きの最後には度肝を抜かれる人もいたのではないだろうか。
個人的にはオチが若干物足りなく感じたが、全体の流れはテンポがよく、さりげなく移民問題にも触れている。
そういった風刺的な部分も楽しめる映画だった。
ぜひ映画を観ながら謎解きをしてみてほしい。
また、「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を上映情報については公式サイトで確認してもらいたい。
すでに上映を終了しているところもあるようだ。