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 ※本コラムは、2020/4/20に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。


私事ですが、3月から1か月間の育児休暇を取りました。子供の月齢が10か月から11か月の期間になります。
まずは、子育てとはどんなものか、一日のルーティーンを紹介します。  

2:00子供が起きる。(泣いていて自分では寝れないので、抱っこして寝かしつけします)
4:00子供が起きる。再度寝かしつけします。(夜寝てからだいたい2,3回は起きます。正直眠いけど寝顔がかわいいので頑張れます。)
5:30起床(自分)。子供が起きる前に自分の身支度を済ませます。
6:00子供の朝ごはんの準備。起きてからでは色々と他の世話があるので起きる前に準備します。
6:30子供が起きる。朝から笑ってくれると癒されます。おむつを替えてあげます。
7:15子供の朝ごはん。おとなしく座って食べてくれないので結構大変です!(今は3回食です)
7:45子供の着替え。
8:00自分の朝食。食後はおもちゃで一人遊びしてくれるので、今のうちに。(そのうちそばに居ないと泣いたり、かまってーとしがみついてきます。)
8:20食事の片付け。
8:45子供と遊ぶ。
10:30子供の朝寝。眠くなるとしがみついてきて抱っこを求めます。抱っこして寝かしつけします。
10:45掃除・洗濯。
11:30子供のお昼ごはんの用意。
12:00ここらでやっと一息。(わずかですが…)
12:15子供が起きる。
12:30子供のお昼ごはん。
13:00自分のお昼ごはん。
13:30子供と外に散歩。一緒に買い物を済ませます。(子供はまだ歩けないので,ベビーカーか抱っこ紐で)
15:00自宅に帰り、部屋で子供と遊ぶ。
15:30子供が昼寝。
15:45午後の一息
16:15洗濯物の片付け、子供と自分の夕飯の支度。(午後の家事開始)
17:30子供が昼寝から起きる。(起きるまでに準備を終わらせると楽です)
18:00子供の夕飯
19:00自分の夕飯
20:00子供とお風呂。
21:00子供の寝かしつけ開始!
※ここで解説ですが、うちの子の寝かしつけは、抱っこして我が家の円形ダイニングテーブルの周りをグルグルと廻ります。最初は小走りで、ウトウトしてきたら歩きます。短くて5分くらいで、長くて30分近くもグルグルとひたすら廻ります。計算すると1周で約5mとして、1分間に10周します。50mですね。 5分だと250mで30分だと1500mです。食後の運動になります(汗)
21:05から22:00子供が就寝
22:00自分の寝る準備
23:00就寝(自分)
24:00子供が起きる。あやしても寝てくれません。甘くはありませんね。ここもやはり抱っこして寝かしつけします。
24:15子供が寝ます。自分も寝ます。ここでやっと本当に就寝ですね。

 育休中も自分の時間がないなとは思っていましたが、こうやって振り返ると本当にないなって思います。時間がどんどん過ぎていき、本当に一日があっという間です。休む時間もほとんどありません。世の中のママさん達は大変ですね。ほとんど24時間毎日働いているようなものです。

少し話がそれますが、日本は「仕事至上主義」精神が強く、仕事は全ての時間において優先され、また自分もそれが社会の常識的なこととして行動していると思いました。でも生活を振り返った時に、子供の教育・家族との時間・自分のプライベートを軽視していないか。本当に労働力こそが成果につながるのか。今回の経験でいろいろと考えることができました。当初は育児休暇を取ることは考えていませんでした。やはり、仕事への影響や収入が減ることの心配が色々とあったからです。

しかし、子供と一緒に過ごせた時間はとても充実感にあふれ,子供が見せる何気ない仕草や立ち上がった瞬間など色々と見ることができました。子供の成長は早いと実感しました。乳児は特に早いです。寝かしつけの抱っこは大変ですが、抱っこできるのも今のうちだと思うと愛おしいです。すべてが今この瞬間しか経験することができないことを経験でき、自分の人生でとても貴重な時間を過ごすことができました。日本の男性が育児休暇を取得する率はまだ低いですが、男性が育児に積極的に関わり子供と一緒に過ごす時間の重要性をもっと社会に浸透していき、人生の中で仕事以外の要素を大切にすることがワークライフバランスを実現すると思いました。より良い社会になるといいですね。

最後に、自分が60歳になって定年を迎えた時に子供は20歳の成人になるので、その時一緒にお祝いのお酒を飲むことが、自分の夢です。  

技術部
酒井良博

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