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日常にありがとうが溢れる会社へ。【ありがとうAWARD】-Justの取り組み紹介Vol.1 -

はじめに

こんにちは。
株式会社ジャストで採用と組織開発を担当しています、杉山です!
本日はジャストの取り組みの一つである「ありがとうAWARD」についてご紹介します。

ありがとうAWARDの委員長である村上武法さんへのインタビューを通じて、ありがとうAWARDができた背景や、これからのありがとうAWARDなどについてご紹介させていただきます!

村上武法(Takenori Murakami)
横浜本社 調査診断事業部・アサインメント担当

== 経歴 ==
岩手県立 大船渡工業高校 建築科 卒業
ゼネコンでの現場監督、型枠大工、住宅の営業設計を経て、ジャスト入社

2007年4月 ジャスト入社
入社3日目にして夜勤を経験。研修もなくいきなりの夜勤に驚く(笑)
その後、建設現場でのプレキャストコンクリート受入検査、耐震診断(図面照合や図面復元)など多くの業務を経験。高校時代のスパルタ教育(終電まで図面作成、週一で出される課題がクリアできなければ坊主)や、現場監督時代の厳しさの経験から、きつい現場や仕事があっても周りを巻き込みながらリーダーシップを発揮して仕事にあたる。
調査診断部の調査員として13年勤務後、現在のアサインメント担当へ。


早速ですが、今回はありがとうAWARDについてのインタビューとのことで、

「ありがとうAWARD」とは何か教えていただけますか?

ありがとうAWARDは、普段中々面と向かって言えない「ありがとう」を伝え、ありがとうを言われた方をみんなで称えよう、という社内制度です。2016年の秋ごろからこの制度を開始し、形を変えて、今ではSlackを使い運用をしています。
ありがとうの一言をなかなか言い出せないこともありますし、いつものメンバー同士だと恥ずかしさもあったりします。面と向かって言えなかったことも、後になって気が付いた想いも、「ありがとう」を伝える手段になれば良いなと思い企画や運営を行っています。
6年程色々な形で運営を行いましたが、2022年6月からは、皆さんが参加しやすい場を目指し Slackを活用した方法となりました。


確かにSlackでの投稿の形に変わったことで、気軽さが増しより身近になった気がします。

なぜ「ありがとうAWARD」をはじめようと思ったのですか?

最初は、「ありがとうAWARD」という形ではなく「ジャスト表彰制度」という形でスタートしました。売上への貢献、生産性向上の貢献、事故・クレームを防ぐ為の貢献、地域社会に対する貢献など、今よりは少し堅い形だったかなと思います。

▲2016年当時の表彰内容

はじめるきっかけは、あまりポジティブなことではないので、ちょっとお話するか迷うのですが・・・
当時会社に残業規制が入ったときに、お客様のために長い時間働いていた同僚が、「残業が多い理由」を文書作成するように会社から指示され、それを残業時間中に書いていたことです。お客様からの要望に一生懸命応えようとしただけなのに、なぜ残業をした本人が残業時間中に書類作成をしなければならないのかと気持ちがモヤモヤしました。本来感謝されるべきはずのことなのに、何のために仕事をしているのかわからないなと思いました。
そのような出来事があった中で、たまたま安藤社長(現会長)とご飯に行かせていただく機会があり、その想いを直球でぶつけさせていただきました。社長に直接物申すということは、自分ではかなりの覚悟でした。もしこの想いを伝えて会社を辞めることになっても仕方がない、でも納得いかないことは伝えなければと必死でした。お客様や会社に貢献している方は周りから称えられるべき、労われるべきなのではないかと。
その想いを伝えた翌日、安藤さんは全所属長に「上司にあたる方が、残業をきちんと管理する必要がある。残業した方は悪くない」という方針を示してくれました。行動の早さに驚き、感謝の気持ちが湧き上がるとともに、辞めることにならず安心したのを覚えています(笑)

たけさんの正義感や、行動力が会社を動かしたのですね。その後、「ジャスト表彰制度」になるまでにはどのような道のりがあったのですか?

貢献をしている人を称えるために何かできないかと社員提案制度を使って投稿を行った結果、角田(賢)管理部長(現社長)から表彰制度にしてみてはどうか、と逆に提案がありました(笑)
普段見えにくい貢献を、皆さんの前で表彰いただけけるというのは良いことだなと思い、委員長として制度を運営する形になりました。
当時は、賢明さん、鈴木(三)さん、私の3名体制で運営をスタートしました。今とは違い、メールを使ってエントリーを行う形で、半年で10名ほどのエントリーがありました。

「ジャスト表彰制度」が始まり、会社に変化は感じましたか?

それぞれがずっとパソコンの前に座って会話せずに仕事をするのでなく、お互い何をしてるのか少しでも関心を持つことで、会話が生まれ一息できたり、なごむ場、繋がりを作ることは少しだけでもできたのではないかなと感じています。
ちょっとしんどいなとか、つまらないなという仕事もあるかもしれなけれど、それも誰かが見ていてくれている、認めてくれてるということは励みになるのではないか、また、皆さんが仕事を長く続けていける一つの要素になればいいと思い、委員長を続けてきました。

「ジャスト表彰制度」から「ありがとうAWARD」へはどのように変わっていきましたか?

数年、「ジャスト表彰制度」の形で運用をしましたが、段々とマンネリ化をしてきてしまったことや、もう少しエントリーをしやすくしたいという想いから、新しいメンバーにジョインしていただき2020年に「ありがとうAWARD」という形になりました。
賢明さん、鈴木さんに代わって、髙木さん、田村さん、楠さんに入っていただき、新制表彰委員会となりました。特に楠さんが入ってきていただいたことで、デザイン面や投稿のしやすさなど各段にパワーアップしました。投稿も毎半期10件程度だったものから、50件近い投稿になりました!

▲初代ポスター

▼楠さんに参画いただいた第八回の表彰者
https://www.just-ltd.co.jp/recruit/award/

現在のSlackでの「ありがとうAWARD」へ

以前(Googleフォームでの投稿)のありがとうAWARDの課題は、投稿をする方が偏ってしまっていること、気軽さに欠けること、リアルタイムにありがとうが見えないこと、グランプリを選ぶ過程が皆さんにとってブラックボックスになっていることなどがありした。
そんな中で山本(周)さんからありがとうを伝い合えるツールを導入してはどうかというお話をいただきました。ちょうど、抱えていた課題感とマッチしていたので、ツールの業者の方などと打ち合わせをしつつ、平行して表彰委員メンバーともミーティングを行いました。2021年から新しくメンバーに加わっていた杉山(夏)さんが前職でSlackを使ってありがとうを伝える運用をしていたという話を聞き、山本さんが提案してくれたツールの良いところも取り入れる形でジャスト流にアレンジできないかと、表彰委員メンバーで検討を重ねました。結果、現在のSlackを使った運用となりました。
現在はまだ未完成ではありますが、投稿者が増えたことやリアルタイムでありがとうが見えるなど多くのことが改善され、目的である「気軽にありがとうを伝える場」に近い形になったのではないかと思っています。

▲デザイナー水野さんに作成をサポートいただいた直近のポスター

今後について教えてください

社内の業務は部署毎に違い、業績に直接関わる部署の方が評価されやすい傾向ですが、元々、表彰制度は裏方の方にもスポットライトを当ててもらいたいという気持ちから作られた制度です。
そのような背景は大事にしながら、今後は、もっと日常に「ありがとう」が溢れる会社にしたいと思っています。そのために、もっと良い「ありがとうAWARD」となるよう、改善を続けていきたいです。
また、遠くない将来、世代交代も必要だと思っています。若い方が沢山入ってきてくれている中で、時代に合った「ありがとうAWARD」になっていけばよいなと思っています。

これからのありがとうAWARDが益々楽しみになりました!たけさん、インタビューありがとうございました!

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