マラソンと資格試験
※本コラムは、2018/10/16に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。
今年の9月16日、ベルリンマラソンでリオ五輪金メダリストのエリウド・キプチョゲ(ケニヤ)選手が2時間1分39秒の世界新記録をマークしました。(従来の記録を1分18秒も縮めました。)また、10月7日のシカゴマラソンでは、大迫傑選手により、2時間5分50秒の日本新記録が生まれました。レース後の二人のコメントは似ていて「良いトレーニングが積めていた」「質、量ともに良い練習ができていた」とのことです。記録を更新できて当然と言えるだけの練習をしてきての結果なのだと思います。
検査や調査をするためには、種々の資格を必要とされていますが、この資格取得についても同じことがいえると思います。今の試験は、マークシート方式によって行われるものが多いですが、まぐれで合格できる事などは無いでしょう。やはり、きちんと準備をして臨まなければいけません。社会人になれば、業務をこなしながらの勉強となりますので大変ではありますが、合格できる自信がある上で受験したいものです。
一流選手とは目標が違いますが、昔私は趣味でトライアスロンやマラソンのレースに参加していたことがあります。長距離、長時間の練習は、最初億劫な気持ちもあるのですが、しばらく走り続けていると、気分が乗ってきて予定していた場所より遠くへ行ってみたり、長い時間を走ったりすることがありました。
やはり、試験勉強も同じで、最初は取っ掛かりづらいものでも、新しい知識が得られると更に勉強したくなる気分になることがあるでしょう。何事も、やってみなければ始まりません。そして、やってみると、なぜもっと早くからやらなかったのだろうと後悔することになります。特に若い人たちは、早目に勉強癖を付けてください。
私は、今年12月のハーフマラソンのレースにエントリーしました。都内で開催されるレースで、道路の規制時間が短いため、ゴールの制限時間は2時間30分と少し厳しめです。5年近くブランクが空いてしまってのレースですので、完走するだけの自信は持ってスタートラインに立ちたいと思います。
検査計画部
古舘岳実