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プレミアム・イヤー/Premium year

※本コラムは、2019/3/15に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。


今から30年程前、私が小学六年生の頃、「昭和」から「平成」へと元号が変わりました。それと同じく私の息子も12歳で「平成」から「新しい元号」へと変わる時を迎えます。

当時の記憶を蘇らせると、年が明けた直ぐの出来事で突然学校が休みとなり、あっという間に新しい元号が発表されたことを思い出します。テレビで「平成」と掲げられた書を見た時、自分が「昭和」生まれであることから一世代昔の人のように感じ、急に年を取ったような気になったことを覚えています。

そして、今年、人生二度目の改元の日を迎えます。改元周期を30~40年と考えた場合、もう一度(人生三度目)、改元の日を迎えることが出来るのかな?日本人は、三時代を生きるのが標準なのかもしれません。

改元を迎える今年はいつもと違ってプレミアムな年になる予感がします。更に来年は東京オリンピック開催とプレミアムなイベント続きです。まるでクリスマス飾りから正月飾りに模様替えするかの如く、あっという間に時が過ぎていくのでしょう。ところでプレミアムな金曜日は何処へ行ったのでしょうね(笑)。

時代が変わり、働き方も変わります。それに合わせ学校教育も変わります。子供たちはインターネットのある世界が当たり前です。情報収集が簡単にできるようになり、情報の分析が必要です。世に出回っている大量の情報の中から、自分で正解を見つけ出さなければなりません。私は、子供たちの選択肢を絞り込み、考えることで「決める力」が身につくようサポート役に徹することを心掛けています。

これからの新しい時代には、ある程度複雑な仕事でも、ルール化が可能で情報豊富な定型的な作業は、AI・ロボット化されていきます。しかし、AIに改良は出来ても、新しい発想や開発は出来ません。ある本に未来を生きる子供たちに必須な力「試行錯誤力」は、3つの力「発想力」「決める力」「生きる力」から成り立つと書かれていました。

多種多様な人材がいるジャストで試行錯誤すれば、新しい発想や開発が可能です。

これからの新しい時代を生きる会社、技術者でありたいと思います。  

調査診断第三部 
立花直樹

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