2019年4月28日~5月4日
※本コラムは、2022/2/1に株式会社ジャストのコーポレートサイトへ投稿されたコラムの再掲となります。
【前日譚】
日本で『令和』に改元と盛り上がっている頃、私は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(以下:イギリス)の地でその時を迎え、8時間の時差を感じていた。当初はオーストラリアのエアーズロックに登りたく計画を立てるが、都合が合わず断念。次に候補として挙がったイギリスに行くことに決定した。
【イギリスと言えば】
公衆電話ボックス:有名な赤いボックスは残っているが、電話は撤去されており現在は使用不可。ボックスに入りコード「62442」を打ち込んでみたかった。
ロンドンバス:せっかくなので二階に上がろうとしたら、運転手の方に「NO!NO!NO!」と言われた。話を聞くと次が終点なので、二階に上がる必要性はないとのこと。観光客には情けをかけて欲しかった……。
ベーカーストリート:ベーカーストリート221bのシャーロック・ホームズ博物館を探索。博物館正面に写真の像はなく、道沿い徒歩5分の位置で発見。「残念ながら、ありうるありえないの問題ではなく、事実なのです by Sherlock Holmes」
【食事】
寿司:旅行初日、晩御飯を求めロンドンの街を散策。回転寿司チェーンを見つけ、日本食と分かっていながら何故か「salmon selection」を注文する。日本と同じ島国だけあって、本格的な味を楽しめた。
フィッシュアンドチップス:本場の味を堪能。魚の臭みもなく付属のマッシーピー(豆料理)・タルタルソースとマッチしていた。「とてもおいしかった」
【建築物】
ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂):ビック・ベンの名で親しまれている時計台は、2017年から改修工事が行われている。外周に足場が組まれており、文字盤のみしか拝見することが出来なかった。次に足を運んだ際には、改修後の全貌やプルシャンブルー(紺青)の文字盤も見てみたい。
タワーブリッジ:中央に車道、両端に歩道があるロンドンを代表する有名な跳開橋。実際に歩道を歩くことはできたが、橋が上がる瞬間は見ることが出来なかった。テムズ川ランチクルーズで、橋の下をくぐったのに……。
【その他】
映画のロケ地:某魔法映画の撮影に使われた建物。意外と廊下の幅が狭く撮影技術に感服する。いつまで待っても入学許可書が届かないのが不思議である。
大英博物館:人類の歴史、芸術、文化を展示する国立博物館。入場は基本無料ですが、入口に募金箱もあるので、寄付することもできる。展示物の中でも、エジプト展示室のロゼッタストーンは圧巻である。生徒時代に習った現物が目の前に突然現れ、言葉を失った。当時の担当教諭の小話が頭をよぎる。
【後日談】
今回の旅行に同行してくれた、友人達に感謝の意を述べたい。次こそ皆でオーストラリアに行き、エアーズロックを眺望したいと思う。早く情勢が落ち着くことを願って。
技術部
吉田 昂大