山田悠介懐かしいな
久々に小説を一気に読んだ。
本もゲームもアニメもドラマも映画もそうなんだけど、1回作品にふれ始めるとその日に終わるか飽きるまで没頭してしまう癖をなんとかしたい。
作品は『クリムゾンの迷宮』 著 貴志祐介
大学時代に一度、貴志祐介作品にふれていて、
当時は『黒い家』を読んだ。
人生で初めて本を読みながら鼓動が速くなった。
読んでいてドキドキした。
完全に持論だけど、心霊系ホラーを文字だけで伝えるのは結構難しいと思う。
基本、人が想像できるのは自分が見たもの(映像や漫画なども含む)が限界だと思ってるから。
だからこそサイコホラーとか、いわゆる「人間が一番怖い」系の作品は如何様にでも怖くなりうるんだろう。
自分にとってサイコホラーの真髄が『黒い家』だった。是非読んでみてね。
話は戻り、今回の作品だけど、いわゆる王道のデスゲームって感じで、知らん土地に放たれた参加者たちが殺し合うバトロワ系だった。久々にこんな感じの作品読んだなあ、と思いつつ、今の自分にはあまり刺さらなかった。むしろ小学6年から中学生くらいの自分が読んだら喜んでた気がする。何故あの年代の子どもはデスゲーム系が好きなんだろう。
時系列はバラバラだけど、その当時は山田悠介作品とか、『王様ゲーム』とか、『神様の言うとおり』とか、そんなものばかり流行ってた気がする。
自分は特に山田悠介作品にどハマりしてて、『名のないシシャ』っていう作品以前のものは全読破してた。個人的には、『×ゲーム』『スイッチを押すとき』『モニタールーム』『その時までさよなら』なんかが強く印象に残ってる。
なかでも『×ゲーム』は本当に鳥肌もので。
下記、ちょっと閲覧注意
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主人公の頭に、底をくり抜いたダンボールを被せて上から大量のゴキブリを放つ描写、あれは未だに気持ち悪すぎて覚えてる。
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今は人間ドラマを描いた作品の方が好きだ。
これも歳を食ってきた証拠なのかもしれない…
おすすめの本があったら教えてください。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。