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【随時更新中】存在証明と雑談と共にお送りする『ブルーアーカイブ』苗字考

※追記
2023/4/17時点で執筆に一区切りがついたが、新たに人物の苗字が判明するたび随時更新している。供給があればその都度書いていく所存だ。

2023/10/12

諸君は『ブルーアーカイブ』というゲームをご存じだろう。「だろうか?」とは敢えて聞かない。きっとこの記事を閲覧するユーザーは全員が知っているだろうから。
よってゲームの沿革やシステムについてもここでは触れない。そもこんな記事を書いておいてなんだが僕はブルアカをやっていない。「やりたいけど他にやるべきことがある」という身を切るような思いでだ。

そんなブルアカエアプがネームドキャラの名前に触れてみようと思うのだ。
否、正式には名前ではなく苗字である。
生徒たちの多くには苗字が設定されているのだが、基本的に名前しか表示されないことも多く、一部の例外を除けばプレイヤーでもすぐには出てこないケースが多いのではないだろうか。

しかし僕は攻略wikiのプロフィール一覧を見てあることに気づいた。
それは「現実世界では希少な苗字のキャラが多いのではないか」ということ。
無論多くのキャラが出るブラウザゲームだ。「かっこいい苗字をつけたらたまたま希少な苗字になった」というケースは他にもあるだろう。
しかしどうもこのブルアカというゲームはその絶妙なトコロをついている気がする。特に意図はしていないだろうし、たまたま苗字考察を趣味とする僕の琴線に触れただけなのだろうが、とかく調べてみたい気にさせるものがあった。ので、僕の知りうるアーカイブを駆使して調査をしてみることにした。

ブルアカの名字の調査については先行研究もあるようだ。ゆえに、比較的メジャーなものを除き実在するという証拠を提出するという方法で差別化を図ることにした。

大まかなやり方はこうだ。

  • 1.苗字サイトで苗字の世帯数や人口、及び由来を調べる。

  • 2.その苗字が実在していれば、電話帳サイトを駆使して該当する世帯を探す。

  • 3.住所を探知し、表札など実在を証明するものがないかストリートビューで調べる。

  • 4.2,3で見当たらなかった場合、ローカルで発行しているpdfなどネット上の文献を手当たり次第に探る。

なお、世帯数及び人口数の調査については、世帯数を須﨑氏の「全国の苗字(名字)12万種」、人口数・由来を「日本姓氏語源辞典」に頼った。
しかしながらこのサイト双方の数字及び情報が完全に正しいという保証は全くないので、あくまで推定のものを記すことをご容赦願いたい。
ちなみにその他苗字の検索によく使われるサイトとして「名字由来net.」があるのだが、デマの投稿が多いことで界隈内では非常に有名なため今回は極力使用しない方向でお送りする。
また、基本的に珍しい苗字(=後に紹介する苗字)ほど解説や余談が長いのでご容赦を。

それでは、次回の記事から本編に入ってゆこう。

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