ピンク大好き問題
手帳に関する超大作長編noteを書いている。
とは言え、何だかんだ紆余曲折あって完成の見込みはまだない。
その超大作のnoteの中で手帳の話から途中で少し脱線し、若かりし頃の思い出話を入れ込んだらあまりに長くて
「これで1つのnote書けるじゃん」
って思ったからその脱線したどうでもいい思い出話でも書いてみる。
時は私が14歳前後の頃に遡る。
中学生だった私は、中学校まで自転車で通学していた為、徒歩通学の友達よりも寄り道スポットが多かった。
同じ方面の友達と自転車で帰り、よく古本屋や古着屋に立ち寄っていた。
そこで何かを買って帰ることもあったし、ウィンドウショッピングで済ませることもあった。
古着屋に勤めている今の私の基盤は恐らくこの辺りに出来たと思われる。
(あ、古着屋勤務なのは偶然だけどね。
コスメ販売員とか製造業とかマ◯イの販売員とかそれなりに転々としてますわよ…。)
当時、地元のよく分からない古着屋で買ったタツノオトシゴ総柄のボタンダウンシャツは50円だったし、夏にフリマで買った赤いボタニカル柄の綿のキャミソールは5円だった。
だから、定価では買わないようなどーーーーでもいいような冒険服を500円もあれば何着か買えてた時代なのだが、当時から私は友達から「物凄く奇抜だね」判定を受けていた。
で、高校生になって彼氏ができて母親の買ってくれるマトモな服に戻ったわけさ。
相変わらず寄り道やらお休みの日に古着屋に出掛けては色んな服を買って帰ってきていたものの、まぁ、当時のファッションにしては普通かな?っていう感じのものに変わった。
恋の力は人を変えるね!と周りからどれだけ言われたことか。
※当時はあゆが全盛期だったので迷彩柄のロンTとかスカートとか、めっちゃ着てた記憶。
で、彼氏と別れてまた奇抜服の世界に戻るじゃん?
大好きだった彼氏とのデートを思い出して辛くなるからマトモな服は着なくなるよね。
大学生になって鬱になってビジュアル系のライブとか行くようになって、もう物凄いファッションになっちゃって。
当時の写真もプリクラも捨ててないから手元にあるけど今でも直視できないさ。
そして何を血迷ったかバイト先のファストファッション店で蛍光ピンクのノースリーブを買った奇抜な私。
んで、それ着て真っ黒集団のビジュアル系ライブ行って、同伴者の友人に
「え、どうした!?ピンクはピンクでも蛍光!?ここはコテ系のビジュアル系だぞ?」
と怪訝な顔をされ、「暴れ倒してやんよゴルァ」とめっちゃ背ダイしていた。
(当時は見知らぬ相手の背中に向けてダイブしたりされたり…とぶつかり合うのが普通だった)
多分、当時の掲示板に「◯◯のライブにいた蛍光ピンクの奴がウザい」とか書かれていてもおかしくないくらい浮いてた。
正常な判断が出来ない不安定な時期(22歳だったか、その辺り)に買った服の中で一番周りから引かれた服は、蛍光ピンクに大きな黒い丸がびっしり全面に配置された長袖シースルーのブラウスだろう。
もう、このトップスが私のピンク全盛期。
これだけで個性を主張しているのに、飽き足らず白いフリフリのキャミソールやらダメージジーンズと合わせていた。
テイストがメルヘンなのかモードなのかカジュアルなのか分からん奇抜コーデの完成。
今の価値観の私ならもっとシンプルなシルエットのボトムスと合わせると思う。
黒のロングタイトスカートとかスキニーパンツとかね。
足元スッキリさせればまだマシじゃない?
…いや、それでもやっぱり奇抜だね😑
原宿とか池袋ならこういうファッションの人もいそうだけどね?
で、この蛍光ピンクの黒ドット服でお腹いっぱいピンクを吸収した私はここからピンクから離れることに成功した。
鬱を無理矢理というか、成行きの理性で殺したことによって正常な判断をすることができるほど回復し、「マトモな服」に戻れたのである。
そして、ピンクは若返りの色だから身に着けると良いというデタラメなような情報を得て、アラサーになった頃から私はまた薄いピンクの服や小物に手を染めるのであった。
あれから10年以上が経ち、現在の私のピンクの持ち物の一部をお見せしよう。
画質が悪くなってしまうのはいくつものアプリを経由した結果と思われる。
まぁ、雰囲気は伝わるだろう。
ピンクのニットもここに無いだけで確かクローゼットの中にあるし、ピンクのギラギラしたボディーピアスとか超可愛いし、箸も家用も弁当用もどちらもキラキラのラメのピンクの箸だし(子供用じゃないよ)、私がメルカリでフルラのキャンディバッグを色チ買いしてるのを見た夫は呆れていたよ。
ショッキングピンクとミルキーなくすみ系ピンクは別腹さ✨
そのくらいピンク大好きなのバレバレ。
でもさ、世間体的にアラフォーの良い歳した女性があまりにピンクを着てるのも時代錯誤な気もするし、過度な女性性を主張しているように見えるし、似合っていれば良いのだけれど私の顔はガーリーとかフェミニンではないし(自己診断ではソフトエレガントだし)どれだけのピンク率なら許されるのか躊躇うよね。まぁ、許すのは自分なんだけどさ。
私の場合はピンクはスパイス的な役割に留めるのがベターなのかな?というところで今は落ち着いている。
腕時計欲しいのよ、オーヴが揺れてるチャーム付きのやつ。
いつか買ったらこういう服に合わせたい。
ビジュアル系のライブにも行けちゃうテイストなのはヒョウ柄パーカーのおかげだね。
左下のピンクのワイドパンツはまだ1回も着てないからこの秋には着たい。
にしても手持ちの服がベージュや黒に偏っているからコーデ考えるのもなかなか大変である。そこが楽しい点ではあるのだけど。
XZ(クローゼット)という洋服管理アプリを使って約3年。
やっとマトモな服たちをマトモに組み合わせることができてきたよ。(&私に似合うコーデにね!)
ミニマリストにもシンプリストにも程遠い物量だけれど、私の心の平穏の為にはモノの量が多いのは致し方あるまい。
そんなピンク大好き人間の私なのだが、実は義母もピンク大好き人間なのだった。
2人でランチに行けちゃう仲なのだけど、彼女がピンク率高いから私は自然と水色とか黒とかをメインの色にすることが多い。
着て行こうと思ったユニクロのピンクトップス(↑の画像の左上)と全く同じものを義母が着ていて、着て行かなくて良かったと思った。そういうことが多々あった。
ピンク大好き問題勃発である。
血の繋がった親子じゃないけど、打ち合わせ無しでピンクの母娘コーデを義母と勝手にしちゃうところだった。
また来月か再来月には会う予定だからピンクは封印するけれど
この程度のピンク率なら良いよね。
総柄パーカーが好きなのは拗らせた思春期の頃の名残なのかも?
タツノオトシゴの総柄ではないだけヨシとしてちょうだい☆
ピンク大好き問題は義母が元気なうちは続くと思われる。20年以上かな?
だから義母に会わない日常生活では思いっ切りピンク楽しむ✨
「◯歳だからピンクは卒業だなぁー」
という気持ちが私にも無いわけではないけれど、人生の先輩である義母がピンクのニットやリュックを身に着けているのを見ると年齢の数字なんて人間が勝手に作り出した概念でしかないと思っちゃうわけ。
うん、そんな話。
手帳の話のnoteにぶっ込むボリュームじゃなかったね。
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