部分麻酔と腎生検
腎臓の真の病名を調べるための検査入院「腎生検」今回は4泊5日で行うことに。
1日目
荷物を整理したらすぐに書類提出。旦那さんがこの入院中お仕事を休んでくれたお陰で、4階から1階まで何回か往復してくれました。助かる~。腎生検は部屋に機材を持ってきて行うので、初日から退院まで個室なのが地味に嬉しい。とりあえず今日は館内をウロウロ、売店チェックして終わり。
2日目
尿検査と血液検査をする。血液検査は4本一気に採った。日頃から鉄分は意識してますが…こんなに採ると貧血にならないか心配…と言ったら、看護師「意外に平気ですよ~、ここの病棟のお婆ちゃんは週に3回、5本採るときありますけど、大丈夫ですよ~、寝たきりですけど意識ありますよ~」それ本当に大丈夫なのか?!
午後はアマゾンプライムを見て過ごす。とにかく暇。とりあえず、明日の腎生検に向けてゆっくり休む。
3日目
腎生検当日。ドキドキしながら朝から部屋の中をうろちょろ。機材やいろんなものが部屋に来て、トイレに行けないから尿管いれて、背中から針を刺すので、うつぶせでスタンバイ。
最初にチーム皆さんの自己紹介から、今回執刀するのは腎臓内科の男性医師。主治医は針を指したあとすぐに圧迫しないといけない人をするとのこと。(患者が男性・女性で変わるらしい)他にも顕微鏡係とかたくさんいました。
早速針を見せてもらい…いや、針が長すぎる!30センチはある!私「これ、長すぎませんか?」医師「え、あぁ、これ全部は刺しませんよ~貫通しちゃうし~!ここの先で取るだけだから。」チーム「あはは(^○^)」どうやらこれは腎生検あるあるだったみたい。
最初は部分麻酔をする。段々と背中がジリジリ…そして針を入れる!…いや、ちょっと痛い。医師「痛くないですか~?」私「ちょっと痛いです」医師「えっ!とりあえず一本、細胞採りました~」「さっきの麻酔、もうちょっと入れますね~、なんかボクけちったみたいでやだな、ごめんねじゅりさん」もう無事に終わればいいよー( ゚□゚)
合計3本の生検が採れ、無事に終了!
…ここから、内出血の防止の為、明日の昼までベッドで安静。寝返り一切禁止!これがつらい~腰がやられる~。さすがに眠られなかったので、眠剤飲んで強制的に睡眠!それでも一時間おきに目が覚めてたいへんでした。
4日目
完全に睡眠不足。もう腰がもう、もう、、酷かった。10時半ごろにCTを撮って、内出血がないと確認してから寝返りOKだった。でももう腰がとにかく痛かったので、横向きにしても痛いもんは痛い。まぁ尿管取れたのは嬉しいけど。そのまま安静にしました。
が、12時頃、主治医「お疲れのところ、大変申し訳ないんだけど、今から口腔外科に行って、口の細胞を採ってもいい?血液検査で別の病気がもう一つある可能性が出てきたので。」私「いいですけど、車椅子かしてください。歩きは無理です」
まさか、追加の検査、口腔外科!
車椅子で1階外来の口腔外科に行き、おじいさん先生に下唇から細胞を取り出して終わりました。
しかし、終わった直後から強烈な吐き気。そのまま横になり、夕方の旦那さんが帰る直前まで休んでました。晩御飯は少しだけ食べて、そのまま寝ました。
5日目
たくさん寝たので目が腫れましたが、気分も治り、バイタルも良好だったので、そのまま退院。
会計は高額医療費適用と食事で66800円でした!
腎生検の結果はかなり時間がかかるので、ひと月半後に結果を聞きに行くことに。この頃は、仕事場では休みばっかりとって迷惑かけまくりな日々で、その分仕事は必死でした。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?