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ムーランルージュの第三の愛が全て?

ムーランルージュ2024
6/22-23


そもそも、『乾さんを観る』ことが主たる目的で行く(笑)
で、今年はストーリーに入り込めない。
歌とダンスのエンタメと割り切る。
それでいいかな。
先週、音楽座ミュージカルを観たのが影響してると思う。
あちらは、間違いなく『物語』それも心理的。否応でも感情の起伏に飲み込まれる。
ムーランルージュは、エンタメ。
ストーリーはあるんだけど、感情に飲まれない。誰かの気持ちに同調しない、
showなんだ。
だから余計に追っかけて見てしまう、乾さん。
彼の動き、他のダンサーと同じ振りでもちょっと違う。なにかが語る。
作品の『人』を生きてるような。
多分、他の人もそうなんだろうけど、ごめんなさい、目に入ってません。
とはいえ、芳雄さんのクリスチャンは、昨年より若くなっていて、だけど愛が悲しみに変わる変化も抑えた感じだし、平原綾香さんはやっぱり体が楽器で声が響く。
閣下は、伊礼さんは先祖代々貴族って感じだけど、Kさんは、お金で爵位買いました感に感じた。
で、乾さん、今回昨年よりも歌声が響いてる。
踊りながらの時も、影コーラスの時も『あ、乾さんの声』って。去年からのボヘミアンのシーンはよりはっきり。
このカンパニー、みんな歌が上手いんだよね。踊りながら歌ってるし。
最後に
ストーリーそっちのけって言いながら、去年からロートレックが気になってた。サティーンへの秘めた愛、ミューズ。その愛がボヘミアンラプソティを作り出し、サティーンを永遠にしたんだよね、きっと。
秘めた第三の愛が1番切ない。


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