作品のバックグランドをちょっと知りたくなって
ムーランルージュ見て、調べた3つ。
時代背景やその人物像や心理が気になり、調べ始めた。
去年はしなかったのよね~
デューク(公爵)
よく考えたら、フランス革命で貴族制度が崩壊したはず・・・と、やっと気が付いた。
何で?と歴史の勉強(笑)ナポレオン時代、その後の王政復古で、権利はないけれど名称は引き継がれているのかあ・・・資産も。
領民とうまくやっていた公爵と、金にものを言わせている公爵ときっといたんだろうね。
今回のは後者。
ロートレック
あの「絵」の人位の知識。舞台のムーランルージュでは、杖を付いて足を引きずる彼。
実際は、そんなもんじゃないじゃん!成長期に両足を骨折して、足の成長が止まる???
もともと、貴族の家系で、一族内での結婚で誕生というから遺伝的にもなにかあったんだろうけど、胴は普通に成長して150㎝ちょっとって。正常に成長していたらどれだけ背が高かったやら。セリフの中に「こんな出来損ないだったから(サティ―ンに)思いを告げられなかった」っていうのがあったんだけど、ちょっと違和感だったのね。「杖ついてる位で???」って。なんだか急に腑に落ちたそのセリフ。当時かなり差別されていた様子。ボヘミアンは彼の「心は自由」なのかな?あ、「愛」を求めていた所も。
アルコール依存(アブサンは強いお酒だったのね)や梅毒で療養ののち、36歳で脳出血で没。(アルコール原因かなあ・・・)
そうそう、ロートレックの生家には「北斎漫画」があるらしい。
アブサン
舞台で緑色の光アルコール。薬草系リキュールだったんだ。アルコール度数70%前後が多い。ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが主成分。
「ヨモギ」!!!!! あれに効きそうだわ。
アブサンをのむと、幻覚作用が出るとかで、別名「緑の妖精」はいはい、舞台に出てきました、緑の妖精。
ただもともとはスイスの医師が医療目的で作り、フランス兵が赤痢予防で飲む習慣がついて一般に広まったんだそうな。
まあ、リキュールだから、舞台みたいにガッツリそのままのんでいたのかどうかはよくわからないけど。