みんなじゃなくて、なんで俺なんだよっ!
音楽座ミュージカル『ラブ・レター』草月ホール
先月24日に神戸で見た時と印象が違う。
前半の置いてきぼり感、ごちゃごちゃ感がない。聞き慣れない曲よりも前回までの曲の方が割合的に多いような。
47歳まで、歌舞伎町の中から抜け出せずにいたサトシの元に、30年ぶりに姿を表すナオミ。『あの時借りたジャンバーを返しに来たと。その瞬間、サトシは30年前の歌舞伎町にタイムスリップ。
あ、メトロだ😅 この前にサトシがどんな人生を生きてきたのかを教える曲、『ポージャングル』か、はたまた『劇場猫』か?って、懐かしい感じ。
タイムスリップした先でくり広がるのは、サトシにとって衝撃的でもあり、忘れてしまいたい記憶だったのかもしれない、『ラブ・レター』
それから30年、なんで自分がいきているのか。白蘭や、吾郎じゃなく自分が?というサトシ。
『ただ(ナオミのところに)こなかった。それだけのこと。だから今ここにいる。意味なんてない。ただそれだけ。こちら側(死後の世界)にはいつでも来れるし、必ず来る。だから今を生きなさい』
今まで色んな所で『あなたが生きているには意味がある。やらなきゃいけないことがあるんだから生かされている』っていうことが多い。でも今回は違う。意味なんか考えなくていいから今を楽しめ!この言葉の方が光が見える気がする。
そんな音楽座ミュージカル『ラブ・レター』でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?