エリザベート 遠征
東京遠征3回目、これで終わり😅
今回は1階の上手サイドと下手端っこ。
列は1列しか違わない、PとOですが.Oの端っこの方が近いね。カーテンコールで下手のトートダンサーみえませんが。
エリザベートのオーラ、気品は花總さんが安定なんですが、高音がフラットする感じがしてます。
愛希さんは突き抜けていくので、スッキリ。
そして、晩年になるほど感情を何処かに置いてきたようで『辛い』です。18年も彷徨い続けた人生ってなんだったんでしょうか。誰も愛さない、多分自分自身も。
さて、東京遠征のトートは全て山崎育三郎さん。
だって他では見れませんから。
このトート、一切表情が変わらない。
いや、ちょっと、変わるんだけど。
目の見開き方と、手に力が入る位。
トートダンサーがまさしく彼の意志であり感情。
死の世界へ誘う帝王。多分『愛』って言ってもそれがどんな感情なのかわかってないかも知れない。ルドルフなんかはさっさと『回収』するのに、シシィはなかなか。『生きたお前に愛されたい』って、現世を自分らしく生きて見ろってことじゃなかったのかな。死の帝王の世界観にはない『生きること』常にエリザベートに寄り添う。
もしかするとトート自体、エリザベートが心の闇に作り出した偶像かもしれない。
今年のトートダンサー振付、意図も凄いし、その意図を振りにして、更にその意図通りに表現してしまう8人素晴らしいです。
多分今までで1番年齢差もあるだろうに感じない。
若手のレベルの高さと、上の体の鍛え方、作り方がキレを鈍らせない。
そうそう、表現が変わらない、シシィ、トートに対照的に表情がコロコロ変わる涼風ゾフィ好き
❤️
無意識、漂う感じの時は視線が定まっていないトートダンサー乾直樹さん。意識を持った瞬間から目標にロックオン。そして狂気、あの目は蛇だ。逃げられ無い。そして私も目が離せない。
#実は優しいトトダンサー