私の武装解除日記~自己理解と変容の旅路
初めまして。jureiです。
自分とつながり命の声を聞いて生きる…学びの仲間の呼びかけに勇気をもらって私の旅路を書いていこうと思います。
自分のために。そしてこの旅を必要とするあなたのために。
私の武装解除はあの一言から始まった
当時、私は離婚して約10年ぶりに故郷に生活の拠点を移した時だった。久しぶりに懐かしい友人と会う機会を多く持っていた。
その一人に不意に言われた一言。
「jureiちゃん、鎧着てる」
「え~?どういうこと~?」と私はヘラヘラ笑いながら意表を突かれて驚いた気持ちの中に「バレた」という気持ちがあったことを覚えている。
言った本人にその意図を聞いても答えてくれず、私の心の中には段々怒りのような感情が湧いてきた。反応していたのだ。
もちろんその感情を隠して私はヘラヘラとその場を取り繕った。
「バレた」 鎧を着ている自覚があった。
「怒り」 それを見破られたことへの抵抗。そして正当化。
鎧?着てるよ。そりゃそうでしょ。
みんな着てるでしょ。
そう思う反面、バレたことでそろそろ終わりの時が近づいているのかもしれないというどこか安心にも似た気持ちに自分でも少し驚いていた。
でも鎧を着ないと私どうなっちゃうの?そんな不安が立ち上がる。鎧を脱ぐなんて怖くてできない…
友人と別れその帰り道、追い打ちをかけるようにLINEで画像が送られてきた。
これはなんかおかしい…
感覚的に気付いていたことを眼前に突きつけられ衝動的に「脱ぎたい!脱がねば!」
今を思えばこれが命の声だった。
「鎧」は本当の自分を隠して強くなったと思うためのもの
鎧を着て生きていた私は3度の離婚をし家族を作ることも諦め
「おひとりさま」を楽しむ強さをどんどん強化していこうとしていた。
その為には強くならざるを得なかった。鎧が必要だった。
現に私は強かった。時々襲ってくるどうしようもない不安と無力感。
いつも闘う相手はそれだった。
数日後、その友人からある動画が送られてきた。
みーちゃんこと由佐美加子さんがホワイトボードの前に座り開催されていた場の動画だった。
すぐにはその内容を理解することはできなかった。
ただ、直感的に「すごくすごく大事なことを言っている」ということだけはわかった。
いつかこの人の言っていることをちゃんと学びたいと思った。
その後、本が出版されることを知り私の鎧を脱ぐ旅の準備が始まる。
それが「ザ・メンタルモデル」
鎧を着ないと私が私でいられない。
私じゃなくなったら、みんな私をどう扱えば良いかわからなくなるし、みんないなくなっちゃうでしょ…?
どうせ私が本当の姿を現したら、みんな(特に大切な人は)いなくなる。
これが私の信念であり、痛み。
もう忘れてしまうくらい幼い頃に心の奥底に隠して何重にも鎖で縛りつけて鍵をかけた。
痛みを抱えた本当の私。
鍵をかけて隠したのは痛みを抱えた私そのものだった。
痛みを抱えた私はモンスター(猛々しい妖怪のような)だ。
これを開放することなんてあってはならないと信じていた。
旅の準備はコロナ感染拡大という生活の強制終了をもって完成する。
無いと思っていた時間が与えられたのだ。
鎧を脱ぎモンスターを開放していくプロセスをここで少しずつ書いていきます。
開放の一歩、それが書くことかもしれない。
私が私につながるために。
そしてどこかにいるあなたとつながるために。
これも自分につながる扉となる。