宇宙は時に、自分で自分に真理を語らせる
ある日の明け方、枕元の携帯に届いた友人からの意味深メッセージ。
ごめん。もう俺、こわれる。もういい。もう折れる。一足先に違う次元にいくよ。
(友人には許可をもらって載せています)
眠い目をこすり彼に電話をかけるわたし。てっきり自殺をほのめかしているのかと思い、心配したのだけれど。彼曰く
「死にたいとか、そういうことは全くないんだけど…。自分の肉体がすごく邪魔に感じる。自由じゃない。自由な頃に戻りたい。違う次元に行きたいんだ…」と。
彼にとっては深刻な想いであることは分かる。わたしにしか伝えられないという気持ちでも、あったんだろう。でも、時間も時間。「夜中に紛らわしい内容で、メッセージしないで!」と、ぶちキレるわたし。
彼がスピリチュアリストでもあったため、スピ言語を使ってとうとうと語り始めました。
「あなたが言ってることは、現実逃避なのよ。
たしかに生まれる前の世界では、意図すれば一瞬で叶った。ショートケーキが食べたいと思えば、瞬間で目の前に最高のショートケーキが現れた。
でもその分、あっちの世界では『経験』ができない。『経験』ができないってことは『成長』が出来ないってこと。
わたし達がなんで地球に生まれてきたか。
それは『経験』して『成長』するためなのよ。
自由じゃないってのは、“今”が不自由ってこと。つまり現状に不満なんでしょ?
だったら、理想に向かって動くしかない。一瞬で叶わない分、毎秒そこにむかって、行動するしかないのよ。
そんなことを深夜にメッセージするくらいなら、
やれ」
みたいなことを言って、電話を切りました。で、はあーとため息をついた。何故ならその言葉が、まんま自分へのメッセージだったから。
春に魔法の占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』を自費出版し、売り上げ2万部を目標に、頑張ってきたわたし。
地元の教育委員会に直接行って寄付の相談をしたり。編集関係の方や作家さんを訪ね、アドバイスをもらったり。もちろん同時にマスコミ各社へプレスリリースを数100通送り、電話で後追いもした。
書店様でのトークイベントやカフェでのお話会も積極的に行い、最近では朝4時代に起き、3~4本の記事をSNSに毎日投稿。もちろん時には減速することもあったけど、ずっと走るように仕事をしてきた。
それでも中々広まらない。読者の方からは、
「難しい占星術の本よりも遥かにわかりやすく、今までできない!と嘆いた人も納得‼と思える本」
「とても感動しています。この世に生み出してくれて、ありがとうございます」
「占星術の本で泣くなんて!」
そんなメッセージをたくさん頂くのに、一方で、わたしの認知度の低さもあって伸び悩んでいた。そんな中、西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』に影響を受け、全ての内容をサイト上で公開すると、決めたんです。
・・・
「中身がよければ全公開は、必ず売れる」
・・・
彼の言葉を胸に、7月31日付で公示に踏み切った。
これはわたしにとって、最後の切り札だったんですね。
「読了したなら、占星術の基礎講座から中級講座の内容を偏りなく習得し、自分のホロスコープを読めるようになる。そんな本を、わたしはまだ知らない。
それに、宇宙の意図を語るこの物語は、きっとすべての人の心に響く。必ずその価値を感じてもらえる!」
そう信じていた。
にもかかわらず…初日の受注はたったの2件。それに対し、「第一章 占星術のあらまし」サイトに訪れた人数は、90人あまり。
2/90。
0.022%。これは仮に1万人に読んでもらっても、220人しか購入しない計算になります。当初の予測をはるかに下回っていたんですね。
今思えばね。専門書として「使えるかどうか」は、半分は読み進めなきゃ分からない。だから無理もないのだけどw
公開してすぐは、それに気づかず呆然としてしまった。
とは言っても、それまでやれるだけのことをやり尽くしてきたせいか、深く落ち込むこともなく…。心に浮かんだセリフは「だめだこりゃ…」でした。そして次に浮かんだのは
(万策尽きたな…)
自然と諦めの2文字が頭に浮かび、(やれるだけのことは、やった…)とつぶやいた。で、ふて寝しました(笑)。そんな深夜のメッセージだったんですね。
・・・
理想の未来のために、行動する。
ごちゃごちゃ言うくらいなら、やれ。
・・・
これはもう、本当に、今のわたしへのメッセージに他ならなかったんです。
わたしにとっての「理想の未来」がなんなのか、もう少し丁寧に掘り下げたいところですが、今日はここまで。
やれやれ…。宇宙くんは時に誰かさんを使って、自分で自分に真理を語らせる。
ぎゃふん。
まだまだ、火星どん(行動・チャレンジ)・土星じい(具現化)を使って、頑張っていきますよー。目標達成まであと19316部。
星を使うことは自分を大好きになること。あなたの星、使ってる?ではまたね(*‘ω‘ *)
#火星を使う #土星を使う